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駐車場がないから空き地の所有者に手紙を書いてみた

こんにちは!訳アリ投資家タケダです。
駐車場がなかったので空き地の所有者に手紙を書いたお話しです。

なんと格安で譲っていただくことができました。

とある田舎の築古戸建てで。

舞台はとある田舎の戸建てです。
その戸建ては築50年は優に超えていますが、
鉄道の駅からほぼ線路沿いに徒歩2分くらいです。

ただし、悲しいかな駐車場がありません。

敷地には庭もあり家庭菜園ができます。でも、道路との境の縁石に高さがあり、駐車場にするのは難しそうでした。

とりあえず賃貸募集してみましたが、あまり反応が良くありません。
駐車場がないからとは断言できませんが、理由の一つではありそうです。

しばらく途方に暮れていました。

仲間のアドバイス、知人の裏付け

そんなとき、僕が不動産事業を学んでいるゼロイエで、この戸建てを見てもらう機会がありました。駐車場が懸念だとも伝えていました。

数名の仲間から質問を受けました。
「道を挟んだ向かいにある空き地の所有者って調べてみました?」

前面道路の先にはすぐに線路があり、その道路と線路の間に空き地があります。でもここはきっとJRの土地だろうと勝手に思い込んでいました。

ところが、隣の家も僕が賃貸しているのですが、その入居者と話していたら、以前はその空き地には家が建っていたと近所のおばちゃんが言っていたそうです。

ということは、この空き地の所有者は一般人だろうとピンときました。

謄本で所有者の住所を調べる

所有者を調べるのは簡単です。

登記情報提供サービスを使えば、300円くらいで謄本をpdfで取得できます。

さっそく空き地を調べてみると、所有者の住所がわかりました。
5年ほど前に相続登記した履歴があり、この登記されている所有者の住所に住んでいる可能性が高いと確信しました。

登記はそのときの住所で記録されますから、少なくとも5年前には記載の住所に住んでいたはずです。

直近の登記が古い場合や、そもそも登記がされていないときもあります。
そんなときはあきらめるしかありません。

手紙を送って連絡を待つ

住所がわかれば手紙を書きます。

以前は長々と文章を書きました。自己紹介から始まり、その不動産が欲しい理由を熱く語りました。

返事はありませんでした。
そりゃそうですよね、自分にそんな手紙が来たら気持ち悪いですよね(笑)

今回は、「土地についてお伝えしたいことがあります」とだけ書き、自分の連絡先として住所、メール、電話番号を書きました。たくさん書いたのは連絡経路を選んでもらえるのと、自分の情報をできるだけ開示して相手の心理的なハードルを下げたい思いからでした。

連絡が来た!その後

5日ほどたった朝、電話がなりました。
以前京都で仕事をしていたので、その市外局番にピンときました。
所有者の住所は京都だったのです。ちなみに、土地は京都からは遠いです。

「xxxですけど、あの土地で何がありました?」
明らかに不審そうな女性の声でした。

あとは、不審者でないことを理解してもらい、状況を伝えるため、できるだけ会話をしました。明らかに不審そうだった声も和らぎ、「家族と相談します」と言ってくださいました。

さらに2日ほどたち、また電話が来ました。
今度は女性の息子さん。
具体的な取引条件を話したいとのことでした。これはいけると確信した瞬間です。

金額は固定資産税10年分程度でまとまりました。これなら納得の金額です。先方もハッピーな額だったようです。

この息子さんのお父さんが現所有者で、その奥さん(息子さんの母)が最初の電話の主でした。いずれ相続する遠方の土地の処分に困っていたそうです。

あとは流れを逃さないようにするだけ

お互いの思惑が一致すれば、あとは気が変わらないうちに条件をまとめることが肝要です。

以前、口頭合意から時間が開いてしまって、相手の気が変わってしまったことがありました。

そうならないように、手早く条件をまとめ、必要な書類を伝え、決済日を決め、手際よく進めていきました。

クリスマスイブの早朝の新幹線で京都へ行き、先方の自宅近くのカフェで契約手続きと決済を同時に済ませて帰ってきました。
今回の縁に感謝するメールももらい、僕としてはとても満足の取引となりました。

その後の登記については別の記事で触れています。

まとめ

今回は所有者の発見から取得までがかなりうまくいったケースと言えると思います。振り返るといくつかポイントがありました。

  1. 勝手な思い込みから解放してもらえた。(仲間に感謝)

  2. 長々とした文章の手紙にしなかった。

  3. 口頭合意のあと決済を急いだ。でも焦りは表に出さない。

所有者と連絡が取れるかは相手次第です。
あとはどうやって打率を上げるかが勝負なので、そこが工夫のしどころだと改めて学びました。

では、また


せっかくなので「ゼロイエ」のご紹介!

ゼロイエは不動産事業が学べるコミュニティです。
格安で戸建てを取得して、それを運営する方法とマインドを学べます!
座学ではなく、実践を通じて学ぶスタイルです。

主宰者のお二人をはじめ、
面白い仲間からの刺激がすごいです。

年に数回行われる物件見学ツアーでは、仲間の事例を生で見られるので
リアリティをもって理解できます。
参加者同士の交流もできてモチベーション維持にも最適。
ツアーでココロがホクホクになり、その後短期間に取得できちゃう人が続出してます。僕もツアーの翌週に内見した戸建てが取得1号でした(笑)

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