不動産IDなるものが検討中らしい
こんにちは!訳アリ投資家タケダです。
不動産IDってみなさん知ってますか?
似ている用語に、不動産番号というのがあります。
不動産IDというのは、国土交通省を中心に昨年5月頃から検討が開始されたもののようで、1筆の土地・建物よりさらに細かい情報を一意に識別できる番号が想定されているみたいです。
実際には、不動産番号+4桁の数字が想定されているようで、これによって賃貸アパートの各部屋とか、オフィスビルの各フロアまで特定できるように体系化を目指しているそう。
アイデアとしては、不動産番号を拡張する方向のようです。
僕は住友不動産販売のメルマガでこのニュースをしりましたが、うまく行ったら面白そうな施策という印象を持っています。
実証実験が始まる
この不動産IDですが、来月から不動産ID提供システムの試作版で実証実験をするようです。
まずは、日本郵便の住所データベースを活用して不動産IDを割り当てて、それによって1住所1建物を識別できるか?というテストからスタートするみたいです。
興味のあるところ
僕が持っている戸建てに、隣3軒ほどと同じ住居表示(要は住所)となっているところがあります。先日、荷物の配達に来た佐川の方が、その地域には結構あると言っていました。
実際、Google mapで住所検索しても違うところを指します。その修正方法は以前取り上げました。
想像できると思うのですが、この同一住所問題はさまざまな面倒を起こします。郵便が届かないから始まり、ライフラインの開通時に高確率で場所や特徴を詳しく説明しないといけなかったり(そもそも住んでいないので詳しくない)、募集時の説明も微調整が要ります。
もしこれが不動産IDで特定できるなら、とても助かります。つき詰めていけば、住所すら不要になるかもしれません。
また、地番では不動産の場所を特定できないことも多いので、物件を探すのもやりやすくなる可能性があります。
逆に、僕が受けるメリットなんかよりもっと大きな視点では、建物を特定できれば配送の自動化ができて2024年問題の解消にもつながるかもしれません。ヤマト運輸も実証実験に参加しています。
まとめ
どうやら都市のDXというテーマでは、建築BIM、PLATEAU、不動産IDというのがセットで語られるようです。
それぞれが何なのかまだよくわかりませんが、これらを活用した未来の都市計画がどんなものになるのか注目してみたいと感じました。
ではまた!
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