日本保守党にエールを送る
石破首相が10月9日に衆議院を解散しました。
予告通り10月27日投開票の衆議院総選挙となりました。
そして、日本保守党がついに総力を挙げて選挙に打って出ます。
今回の記事はそんな日本保守党にエールを送る内容です。
日本保守党の布陣
現時点では、あくまで予定者ですが、日本保守党が30名もの候補予定者をそろえてくれました。
《小選挙区》総計4名 10/3 時点での予定
愛知 1区 河村 たかし(現 名古屋市長)75歳 男性
愛知 3区 大橋 とおる(学習塾経営/元団体理事)59歳 男性
愛知 4区 麻生 ちさ(フリーアナウンサー)47歳 女性
愛知15区 竹上 ゆうこ(元教員/豆腐店女将)64歳 女性
《比例ブロック》総計26名 10/8 時点での予定
北海道ブロック= 1小野寺まさる、2堀田真作
北関東ブロック= 1伊藤純子、2野寺直美、3芦沢進、4宮入良明
東京ブロック= 1有本香、2梅原克彦、3阿部力也、4小柳岳志
南関東ブロック= 1小坂英二、2大河内元喜、3森健太郎、4渡辺紀明、5服部徹
東海ブロック= 1竹上ゆうこ、2中川健一、3織田敏之、4中村憲一、5青木崇佳
近畿ブロック= 1島田洋一、2佐々木みのり、3百田尚樹、4豆谷和男、5竹内唯裕、6番目は通称調整中のため非公表
小選挙区の予定者、東海ブロックで4人!
衆議院の小選挙区で勝つことが、いかに難しいかは、東京15区補選の結果からも明らかです。それでも、小選挙区に候補者を出した方が、比例票にもつながりやすいので、小選挙区は出した方が良いと言われています。
よって、小選挙区と比例の重複立候補が可能な国政政党のアドバンテージは非常に大きなものになります。
国政政党ではない日本保守党が、小選挙区単独で立つという無謀な戦いを引き受けてくれる候補予定者を、4人そろえることができたのは、それだけですごいことです。
最初から減税日本と組んでいたため、愛知県にはある程度の支持基盤があり、そのことが、今回の小選挙区4人につなげることができました。当初賛否の割れた減税日本との共闘ですが、ここにきて、その効果がよりはっきり出ており、この議論の決着はついたと思います。
天王山は愛知1区!
小選挙区で最も重要な戦い、まさに天王山となるのは、
愛知1区 河村たかし の勝敗です。河村さんが愛知1区で勝利できれば、日本保守党の地位は非常に強固になります。河村さんも再び国政に返り咲き、国会で大いに活躍されるでしょう。
河村さんを確実に国政に出すことを考えれば、東海ブロック1位とするのが固いのですが、比例復活のない小選挙区で堂々と挑む姿勢は素晴らしいです。
もし、仮に、今回の選挙では日本保守党が国政政党になれなかったとしても、河村さんがここで勝てれば、日本保守党にとって、十分な戦果を得たと言えます。
そういう意味でも、愛知1区は非常に重要な戦いになります。
東京ブロック1位は有本香!!
今回の戦いは、完全に比例ブロック勝負の布陣です。国政政党になるという目標からすると、当然の戦略で、それに向けて、これだけの人と資金を準備できたことが、とても素晴らしいです。
注目すべきは各ブロック1位の候補予定者達、その中でも、最も高い勝率が見込める東京ブロック1位に有本香の名前がありました。
今回の発表で、最も嬉しかったのが、コレです。
日本保守党は主に3人の顔(百田さん、有本さん、河村さん)で成り立っている政党ですが、その中で最大の実力者は有本さんです。
まさに日本保守党の最強戦力といわれる有本さんですが、彼女が、出なければ、日本保守党の本気度を感じることはできません。
今回、逃げも隠れもせず、私が国政にいって、既存政党に物申すという姿勢を見せてくれたことに、とても感動しました。
油断は禁物ですが、それでも、今の日本保守党の勢いからすると東京ブロック1位の当選は固いと思います。有本さんが国会で活躍する姿に、今からワクワクしてしまいます。
比例ブロック、一人でも多くの勝利を祈る
東京ブロック以外の1位の面々は以下になります。
東海1位:竹上ゆうこ、近畿1位:島田洋一、南関東1位:小坂英二、北関東1位:伊藤純子、北海道1位:小野寺まさる。
当選確率の高いと思う順番に並べましたが・・・やはり1位は全員勝ってほしいです。1位に並んでいる方々は、結党時から日本保守党を応援し、支えてくれた人達で、大多数の党員が応援できる人達だと思います。
今回、残念ながら九州ブロック、中国ブロック、北陸信越ブロック、四国ブロック、東北ブロックには候補予定者を出せませんでした。国政政党の要件、比例代表選挙での得票率2%以上を考えれば、ダメ元でも全てのブロックで出した方が良いのですが、今回は資金と人をそろえられなかったと思います。
しかし、人口の多い都市部でしっかり準備ができたので、2%の得票率を獲得する見込みは高いと考えています。国政政党のもう一つの条件である5人当選も、ぜひ果たして欲しいですが・・・過去にも1回の選挙で0から5人当選に成功した党ってあるのかな?
いずれにせよ、今回の選挙で何としても国政政党の要件をクリアし、来年の参議院選挙で一気に勢力拡大となって欲しいと思います。
百田尚樹は近畿ブロック3位
今回、意外だったのは、党首である百田尚樹が近畿ブロック3位となったこと。この采配は、いろいろな葛藤の末の結果だと思います。
冷徹に選挙戦略を考えれば、最も知名度の高い百田尚樹の名前を選挙に使う上で、最も効果的な場所は、参議院選挙の全国比例です。候補者名を書けない衆議院の比例ブロックに百田さんを出すのは惜しい使い方です。
小選挙区の候補者とする方法もありますが、その場合、その選挙区でどれだけたくさんの票がとれても、百田さん1人しか当選できません。
それに比べて参議院の全国比例で全国の人に百田尚樹の名前を書いてもらえば、複数人分の当選枠を獲得することができます。
党執行部にも当然、そういった戦略は頭にあったでことでしょう。
しかし、最も大事な総選挙の初陣で、大将が名簿にいないという事態は、百田さんの信念が許さなかったと思います。
近畿ブロックで勝てるのは常識で考えて1人が限界、奇跡がおきても2人まで、と考えると、近畿3位は大将の信念を尊重することと、百田尚樹の無駄使いを防ぐこととの間でバランスをとった絶妙の順位と言えます。
有本さんを含め執行部が百田さんをよく説得してくれたのだと思います。
葛藤の末、結果的に、完璧な布陣としてくれた執行部に感謝です。
結果予想、願望も込めて
このように、今回、日本保守党は、現時点でこれ以上ない完璧な布陣を築いてくれました。願わくは30人全員が勝ってほしいのですが、そう現実は甘くありません。
それでも願望を込めた結果予想としては、小選挙区1名(河村さん)、比例ブロック5名(1位全員)の勝利で、6名の国会議員を誕生させることです。
私も全力で日本保守党を応援します。
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