不動産贈与契約書のつくりかた
不動産を贈与する場合の契約書のひな型です
贈与の目的財産が、あいまいだと後で意外なところでもめてしまいます。何を贈与したのかをはっきりさせることが最も重要な部分です。
床面積等は例ですので、実情に合わせて編集してください。
贈 与 契 約 書
贈与者 〇〇〇〇を甲、受贈者 ○○○○を乙として、甲乙間において次の通り贈与契約を締結した。
(目的)
第1条 甲は、甲の所有する下記記載の財産(以下「本件財産」という)を乙に贈与し、乙はこれを受諾した。
(1)宅地 所在 〇〇県〇〇市○○ 〇〇番地〇〇
地番
地目 宅地
地積 473.81 平方メートル
(2)建物 所在 〇〇県〇〇市○○ 〇〇番地〇〇
家屋番号 番
種類 家屋
構造 木造瓦葺平家建
床面積 199.86 平方メートル
(3)構築物 所在 〇〇県〇〇市○○ 〇〇番地〇〇
種類 構築物
床面積 35.15平方メートル
(移転登記等)
第2条1 甲は乙に対して、令和〇〇年〇月末日限り、本件財産を乙に引渡し所有権移転登記手続きを行うものとする。
2 土地・建物につき、甲は乙に対して、現状有姿の状態で引き渡すとともに、担保権その他の権利の制約のないことを約する。
3 土地・建物の所有権移転登記手続きに必要な一切の費用は、乙が負担する。
(公租公課の負担)
第3条 土地・建物に課税される公租公課については、所有権移転登記までは甲が負担し、所有権移転登記以後は乙が負担する。
上記の通り契約が成立したので、本書面を2通作成し、甲乙各1通を所持するものとする。
令和 年 月 日
贈与者 (住所)
(氏名)
受贈者 (住所)
(氏名)
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