ドラマ『THIS IS US 』ケイト編
■ケイト編
ケイトは自分の人生は複雑だって言うことが多いけど、そうなのかな？ジャックほどの素晴らしい父親を亡くしてしまったのは本当に辛いことだと思う。そこに追い討ちをかけて最低男と付き合って自尊心を削がれてしまった。それもすごく可哀想ではある。けど！！母親と兄弟がいつも味方になってくれて、甘やかしすぎって位なんでも認めてくれて、それで36歳過ぎてもずっと10代の頃の傷が少しも癒えないの？自分で人生をよくするための努力をすれば好転するんじゃないの？って思ってしまう。
最高な父親であり夫であるジャックと、そのジャックにとんでもなく愛されて美人で優しい母親。イケメンで人気者の兄と秀才ですぐに運命の人を見つけた弟。その中にいたら自分はなんでなにもないんだろうって思ってしまうのはわかるけど。。
食に問題を抱える人たちのグループセラピーでトビーに会って結婚することになるけど、トビーもすごく心の広い優しい人だと思う。ケイトは自分が痩せないのにトビーが痩せていくことに嫉妬したり、痩せていて仕事も成功しているトビーの元妻に嫉妬したりしてもケイトの心が楽になるように言葉と行動をくれる。トビーが痩せたのだって努力の結果だし、ケイトが太ったままなのは努力が少し足りないからなのに。
ケイトとトビーの間でケンカがあると、ケヴィンがケイトの味方をして、トビーは疎外感を感じる。ケヴィンはケイトを凄く甘やかしているし、その自覚がケイトにもケヴィンにもないから更に腹が立つ。
ジャックが亡くなってからのピアソン家４人は絆が凄く深いとは思う。本人たちにしてみれば、それだけ信頼できる家族がいることは心の支えになっているんだろうけど、いつまでも４人でべったりで、結婚してもその４人以外は部外者的に扱われては４人以外はたまったもんじゃないよな。
ベス、トビー、ミゲルで４人の愚痴を言ってるシーンがあるけど、そりゃ言いたくなるよな。
何かある度にケイトはケヴィンに相談して、夫婦間のことが何もかも筒抜け、頻繁に義兄弟が泊まりに来るなんて耐えられない。トビーから帰ってくれって言いにくいんだからケイトが言うべきだし、ケヴィンは自分の家に帰れ。ホテル暮らしが寂しいとかでランダルの家に居候してたときもあったけど、ケヴィンは自分の家に帰れ！頻繁に来るな！
シーズン６でケイトビーの関係悪化して、離婚に至るまでの間、トビーは俺を批判をするのをやめてくれって言っていて、その通り批判が多すぎだと私も思った。他の人はどう思ったんだろう。
ケイトも補助教員をしながら２人の子育てをワンオペで、トビーはサンフランシスコでの仕事と家を飛行機で往復しながらの生活。２人ともめちゃくちゃに大変だと思うけど、トビーはケイトを批判していないのに、ケイトはトビーに批判がおおかったよね？大変なのは同じなのに。
結局はトビーが折れて、関係修復のために、キャリア後退してもLAの仕事に転職したトビー。勝手にLAでの仕事を断るなと言っていたケイトは、相談なしに補助教員からLAでの正式教員の仕事に応募する。
わがままなのはケイトじゃない？久々の二人時間が過ごせるから、サンフランシスコでケイトのために用意したデートプランにそれは気分じゃないと断られても怒らずにトビーは受け入れて、そんなに優しいのに、ケイトは太っていて冴えない仕事もしてない出会った頃のトビーを懐かしむ。
それでは家族を守れないから健康のために痩せて、給料のいい仕事に就いているのに何が不満なのか。トビーに聞かれてもケイトは答えられていなかったよね。なんとなく昔のトビーがよかった、変わってしまったと思っているみたいだけど、親になったんだから変わるべきだと思うけど。
家族にべったりのケイトだからレベッカとケヴィンの近くに住みたいのはわかるけど、結局折れてLAで暮らすことにしてくれたトビーにもう少し感謝してほしいな。
全体的にケイト批判みたいになっているけど、率直な感想。太っていることによるストレスが多いみたいだけど、逆に言ったらそのストレスを除けたらいいわけだから痩せたらいいのに、と思ってしまうが、、そんな簡単ではないのかな。
小さい頃にプールで、太っていてあなたと一緒にいると恥ずかしいという手紙を渡されたとき位から自分の体型がコンプレックスだったのかな。それからも太ったままで、17歳でジャックが亡くなってから拍車がかかって1年で18キロも太ったという。
戦争経験者や人種差別、養子問題を経験している他の人たちに比べると自分で解決できる部分が多いのに出来ていないと言う点で、ケイトは自分に甘くて、弱いなと思ってしまいました。
■さいご
シーズン６のケイトとフィリップの結婚式の話までみたところでこれを書きました。もう少しで終わってしまう～全部見終わったら他の人の感想読もう！楽しみ！
Thisisus で好きなのはジャックレベッカとランダルベスの夫婦。ランダルベスについて次は書きたいな。
では！