アマプラドラマ『Angel flight』一話
Angel flightの一話を見ました。
海外で亡くなった人を日本に搬送する仕事をしている人たちのお話。
考えたことなかったけど、確かにこういう仕事もあるんだよね。ストーリー的に毎回亡くなった人が出てくるので、ずっと重い内容かなと思いきやコミカルな部分もあり、見ていてずっと辛いという気持ちではなかったです。
ただやはり重めではあるので、メンタルが安定している時に見た方がいいかも。
麻生祐未さんの演技がうますぎて、本当に息子を失ったお母さんにしか見えない。言葉は少ないんだけど、表情で表現されててすごいリアル。全然演技に詳しいわけではないし、演技の良し悪しなんてわからないけど、すんごいうまいなと思いました。
■ストーリー
米倉さんが社長の国際霊柩送還師の会社に入社した高木凛子(松本穂香)。フィリピンのマニアでギャングによる暴行で亡くなった杉原洋平(葉山奨之)の遺体を日本に返すというのが一話のストーリー。
亡くなった洋平さんの両親が麻生祐未さんと杉本哲太さん。(ふたりともうまい!)
父親は優秀で貧乏からセレブにまで登り詰めた一方で、息子は何をしても続かず親に迷惑をかけてばかり。反りが合わず「もう家には帰らない」と離縁さながらに出ていった息子と4年後に遺体の姿で再会するという。
■感想
やっぱり人が死ぬ話っていうのは重たい気持ちになるなぁ。その死を丁寧に描かれれば描かれるほど感情移入しちゃうよね。
アクション映画みたいにバンバン死ぬ話なら辛い気持ちにならないけど。(ジョンウィックみたいに笑)
今回亡くなった洋平さんは父親が優秀なだけに比較されて辛い気持ちだったのかもしれないけど、バカッターで人生転落はアホすぎるな。(バイト先のシンクで泡風呂してSNSにアップするという実際にありそうなバカッター)
父親は建築家になりたくて努力してきたけど、洋平さんみたいにやりたいことが見つからない人も多いよね。普通にそっちの方が多いだろうけど、大きな夢や目標を持て!という圧力がしんどかったのかな。それはわかる気がする。
生きてるだけじゃなくて、さらにプラスαを求められるのしんどいときもあるよね~
子どもに迷惑かけられても、息子を思っているお母さん。麻生祐未さんが本当に素敵。見ていて本当に辛そうでかわいそうになってくる。
こういう重たい話を演技とはいえ、何日間も撮影するのしんどいだろうなぁ。メインキャストは余計に。俳優ってすごい仕事だなぁ。
と、色々話が反れましたがいいドラマだと思います。米倉さんの豪快な社長役が気持ちいい。自分が夫を亡くしたときに最後にお別れが出来なかったら、この仕事を始めたのかな。またまた悲しい物語がありそう。
2話以降も元気なときに見てみます。
最後に。
洋平さん役の俳優は葉山奨之さんでした。この前きゃりーぱみゅぱみゅと結婚した人でした~
では!