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Factorio Space Age クリアした感想と振り返り

はじめに

この記事では Factorio のDLC Space Ageについて話題にします。事前情報ゼロでプレイする方が楽しく遊べますので、未プレイ・未クリアの方はブラウザを閉じることをお勧めします。


クリアした感想

 デフォルト設定で開始。クリアタイム68時間48分。原子力発電不使用。
 追加惑星や宇宙プラットフォーム等新要素のひとつひとつが事前の期待を軽々上回る面白さ!その上2.0になって進化したUIがとても使いやすくてありがたいです。あまり旅路を急ぐつもりはありませんでしたが、ついつい夢中になってクリアまで駆け抜けてしまいました。
 DLC全体を通して、ベースゲームでは終盤お役御免になりがちな要素(実体弾や戦車など)にスポットライトが当たる調整になっているところに好感が持てました。また、崖用ダイナマイトや長距離砲といったおなじみのテクノロジーもDLC惑星に結びつけられているおかげで惑星の攻略順を考える楽しみがありました。

70時間を切ったのは素直に嬉しい
マイルストーン

Galaxy of Fameはこちら

Nauvis

 0~25h
 おなじみの母星Nauvis。宇宙開発の拠点であり安心して造船できる唯一無二のロケーションです。
 数百時間ぶりにバイターと生身で相対する事になり序盤の駆除はとても緊張しました。バイター関連素材を要求する新登場のバイオ研究所は非常に強力ですが、本家研究所と比べて稼働中かどうか分かりにくく、正直もっとピカピカして欲しかったです。
 宇宙に出発するまでは割とじっくり時間をかけました。出張先と母星を行ったり来たりする頻度を減らしたかった為、はやる気持ちを抑えてむこう数十時間Nauvisに戻らなくても済むような体制を整備しました。

栄養バランスの整った母星
序盤を支えた初代モール
宇宙進出~ゲームクリアを支えた二代目モール
今回初めて採用したレイアウト。かなり好感触。

Flugora

 25~30h
 最初に着手したDLC惑星。裸一貫でスタートしました。母星とは何もかも環境が異なり、利用可能な資源を把握するところから出発です。青基板や軽量化素材が直接産出するのはとても新鮮で楽しいです。ホルミウム以外の資源は余りに余った為、最終的にはアクィロへの輸出拠点となりました。
 スタート地点近くに生えていた野生の避雷針を「インベントリに格納できるタイプのオブジェクト」と勘違いして初手で解体するみたいなやらかしも今では良い思い出です。

このスパゲッティ感こそFactorioの醍醐味
開始から終了まで支えてくれた4Mクラスのゴミ捨て場

Vulcanus

 30h~40h
 二番目に着手したDLC惑星です。裸一貫プレイはフルゴラで堪能したので、今回からロケットサイロ用資材を一式持ち込むことにしました。
 鋳造炉さえ利用可能になれば資源使い放題も同然。その分安全地帯たるスタートエリアは狭くて崖だらけなのでバランスが取れているといえば取れている気がします。
 デモリッシャーを初めて見つけたときは討伐方法が思い浮かばず途方に暮れましたが、最終的に戦車と母星から輸入した弾薬で片づけました。初遭遇時ノコノコ近づいて即死したのはナイショです。

石をマグマに投棄できる事をクリアしてから知りました

Gleba

 40h~51h
 三番目に着手したDLC惑星です。腐敗という新メカニズムはチャレンジし甲斐があり、試行錯誤して工場を作り上げていく過程はとても楽しかったです。とはいえ少し詰まっただけでベルト上のアイテムがどんどん腐敗し、焦る気持ちを抑えてラインを修正するというのはとても大変で、DLC惑星の中でも頭ふたつ抜けた難易度だと思います。
 開拓当初は腐敗メカニズムと新レシピの数々に圧倒され、何をしたらよいか全く見当が付きませんでした。こういう時はとりあえず手を動かすのが一番!という事で、各種レシピを小規模に回すパイロットプラントで慣らしてから本命の工場について全体構想を練りました。
 試作時に数えきれないほど失敗しただけに、出来上がった工場はとても安定して稼働する仕上がりになりました。グレバを離れてからクリアまでノーメンテで安定稼働したのはちょっとした自慢です。

手探り時代のパイロットプラント
立ち上げ当初は青ベルトに翻弄された本命工場 
会心の出来の農業SPライン。SAで一番のお気に入り。

Aquilo

 51h~63h
    最後に訪れるDLC惑星です。凍結メカニズムはとても厄介で、いかに入念な準備を行ったかが問われる惑星でした。私は工場立ち上げ時の見積が甘く、非常に苦労しました ( 具体例を挙げると初訪問時は氷が溶かせませんでした)。ヒートパイプやコンクリートも実際の必要量に対して少量しか持ち込まずに難儀しましたが、追加の輸送船が来るまでありあわせの物でしのぐ生活はなかなか楽しかったです。
 低温サイエンスパックの必要量が当初の想定よりもずっと少なく済んだ為、自動化をサボり手搬入でひたすらSPを生産しました。そのため、ゲームクリアまで母星に帰ることはありませんでした。

工場長は電力不要・暖房不要の貴重な労働力

Solar System Edge

 63h~69h
 ゲームクリアに向けた最後の関門です。SpaceAge全体を通して特に急がずのんびりプレイしていたのですが、低温サイエンスパックの量産を始めたあたりで70hを切りそうな雰囲気が出てきたので最後だけはタイムを意識して駆け足になりました。
 アクィロ往復船にレールガンタレット3台を載せてちょろっと改造した宇宙船ですが、弾薬の在庫を積み上げたうえで徐行運転することで一発クリアできました。

四角いピザみたいな外見の宇宙船(411t)でクリア

宇宙物流

 宇宙プラットフォームはとても楽しい要素で、ずっと設計していても全く飽きません。地上からロケットを打ち上げた際の積載量が少ないだけに、アステロイド収集が重要になってくるバランスも好きです。
 宇宙プラットフォームは計4基運用しました。内訳は下記の通りです。
・宇宙SP生産用
・Nauvis→Fulgora→Vulcanus定期便
・Nauvis→Gleba直通便
・Nauvis→Aquilo往復用(兼普段使い)

宇宙SP工場

その名の通り宇宙SP生産用プラットフォームで、航行能力はありません。まあ、こんなものですよね。

宇宙プラットフォーム入門編

シザーズ・クイーン

 Nauvis→Fulgora→Vulcanus定期便です。弾薬の生産能力が心もとないですが、これは一周する度に900秒間Nauvisで待機させ弾薬を作りおきすることでカバーしています。時々損傷していますが全損しなければNauvisで修理できるため放置しています。船名の由来は鷹見一幸先生の『でたまか』シリーズに登場する宇宙船です。

時々アステロイド収集機を盾にして帰還する

クロパン大王

 Nauvis→Gleba直通便です。基本的にGlebaの軌道上で待機して、農業サイエンスパックが1000個貯まり次第配達してくれます。農業サイエンスパックの鮮度は出荷時で最低30分以上残っているため、それほど速度を出さなくても余裕を持ってNauvisへ配達できます。船名の由来は野田昌宏先生の『銀河乞食軍団』シリーズに登場する宇宙船です。

3大惑星の往来くらいならこの程度で充分

銀星号

 アクィロ航路を往く船となるとそれなりの性能が求められますが、原子炉を作るのが面倒くさかったのでソーラーパネル一本槍で無理矢理往復させました。鋳造炉が利用可能になると流石に弾薬の供給が楽になりますが、ソーラー発電のためAquilo軌道で待機する余裕はありません。必要な時だけNauvisから配車します。名前の由来は鷹見一幸先生の『銀星みつあみ航海記』シリーズに登場する宇宙船です。

核融合炉を載せる前はソーラーで頑張っていた

(おまけ)大烏

 『でたまか』シリーズに登場するクソでか宇宙船です。クリアチャレンジに向けて大型宇宙船を作ろうと思っていましたが、Aquilo往復船に核融合セットとレールガンタレットを搭載してチャレンジしたらクリアできてしまったのでハブを打ち上げただけで終わってしまいました。

計画倒れはある意味原作再現


Factorio Space Age おしまい

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