頑張れないというコンプレックス
「今までで一番頑張ったことについて教えてください。」
面接で聞かれるこの質問が苦手だ。
留学で英語の勉強を頑張ったと言う。
しかしこれは嘘だ。
本当は頑張ったつもりはない。
いつも頑張れない。手を抜いてしまう。やり切れない。
そういう自分が嫌いだった。
今まで色んなことに挑戦した。
サッカー・バスケ・受験・留学・就活など様々だ。
頑張ろうとしている
じゃあ一度も頑張ったことはないのかと聞かれると、そんなことはない。
いつだって頑張ろうとしている。
今度こそはやってやるぞという気持ちになっている。
ある時、友人にこんなことを言われた。
「たけちは、頑張ることを頑張ろうとしているように見える。」
つまり、頑張ること自体が目的化しているのである。鋭い指摘だ。
なぜそうなったのか考えてみた。
結論から言うと、結果が出ない理由を頑張りが足りないことに繋げてしまったからだ。そして、多少は頑張っているのにも関わらず、結果が出ないから自分は頑張っていないとみなすようになったのだ。
その上で思い返すと
・1日12時間受験勉強した日があったこと
・3ヶ月で単語を1900語覚えたこと
・勇気を出してヒッチハイクに挑戦したこと
・外国人観光客に声をかけて案内したこと
どれだって頑張ったことだ。誰にでもできることではない。
このように、頑張りを認めて褒めることが大事なんだと思う。
結果を出したい
しかし、頑張りを認めるだけでは、望む結果は出せない。闇雲に頑張ったって結果は出ない。明確な目標、逆算された計画、実行などが必要だ。
それで失敗することもある。むしろその方が多いだろう。
その時は失敗から学んで次に活かせばいい。
1番の失敗は、何も行動しないことだ。
今までだって、どう頑張ればいいか悩むだけで、行動してこなかった。
だから何も結果が出せない自分がいた。
これからは、行動をやめない自分でありたい。