ロボットのテレビCMってどんなのがありますか？
職場のメンバーから、装着型ロボットなどの事業を行うサイバーダインのテレビCMやってましたよ！と教えてもらいました。
調べてみると、確かにやってる！！
装着型ロボットのテレビCM
自宅でHALが使えるようになったということで、その辺りのアピールも含めての民放でのCMでしょうか？
そして、よくリリース読むと、『ふるさと納税』でもレンタルできるらしいです。
時代は進化したもんですっ！！
CMの流れとしては、アシストの原理というか技術的なところから入り、高齢者でも自宅でのトレーニングで躓きもなくなり、元気な暮らしができます！というシーンへ展開しています。
一方で、同じアシストスーツでも、技術はほぼ訴求せず、イメージ訴求というか、（誰へのメッセージかは正直よくわからないけど）作業が楽になるし、楽しいし、それによって心に余裕ができるというのを訴求しているのが、イノフィスのマッスルスーツ。
話題性は抜群ですっ！
B2Bロボット
というわけで、他にもロボットのテレビCMってどんなのがあったかな？ということで、思い出そうとしてもあまりない。。。
B2Bが多いので、仕方ないかと思いつつも、やっぱり記憶に残っているのはソフトバンク！というか、広瀬すず！！
そして、オリックス。
この辺りは、有名人が訴求してくれるタイプです。業務用掃除ロボットやロボットレンタル事業などなどまだ馴染みのない領域において、一般の方含めて覚えてもらう分には良い作戦かもしれません。
掃除機ロボット
一方で昨日もしっかり訴求しようとしているのは、普及も進んできた民生用ロボット掃除機。
ルンバ。これはどんなCMだったか記憶が曖昧です。
対して、パナソニックは西島秀俊さんにより隅まで掃除できることをアピールしています。
ユーザ側でのロボット活用
これまではメーカーなどロボットを提供することでお金を貰う方のテレビCMを見てみましたが、最近ではユーザ側がロボット使っているということを、おそらくは先端テクノロジーを使っているという訴求も込みでCMに入れていることも多いようです。
特に物流関係が多いですかね。確かにこの領域は工場以外ではダントツでロボットが活用されているので、納得ですね。
最近では、佐賀急便が、CMの中で、おそらくAutoStoreと思われるようなロボットを使っています。
シンボル的なロボット
ロボットそのものは売っていないけど、ロボットによって技術や使われているデバイスの性能を訴求するというCMのパターンもありますね。
古いものでは、1983年のナショナルの乾電池。今のエボルタくんに繋がるロボットが33階140メートルのビルを登りました。
もっと本格的なロボットでは、ホンダがASIMOを使って何度が企業CMを作っています。
ASIMOの性能も上がってますね。CMではありませんが、ホンダのユニキャブはOK Goのミュージックビデオで使用されて話題にもなりました。
もう少し小型なロボットというところでは、ムラタセイサクくん、セイコちゃんも人気があります。割と長い間、シンボルキャラクターとして使われていますね。
スポンサー付きシンボルロボット
そして、新しいジャンルとも思えるのが、スポンサーを募ってロボットを作るという方法。コカコーラ社のジョージアが実物大のガムダム開発プロジェクトとコラボしたCMは、個人的もスゴく刺さりました。
作る前からスポンサー集めるのか、作ってからスポンサーを集めているのかわかりませんが、ロボコン以外でも実ロボット開発でメーカーではない企業がお金を出すというのは面白いやり方です。
近い形で、クラタス×ダイハツというコラボを始まっているようです。
夢のあるロボットに関しては、このような手法は増えてくるかもしれませんね。
テレビ以外も増えてきました
というように、マスへのCMを展開する企業もあれば、WEBを中心にカスタマーサクセスをどう作るかということにフォーカスしている企業も出てきています。
LOVOTはかなりそちらに振っています。
とは、いえLOVOTは女優の黒谷友香さんを初代アンバサダーに起用しています。かなり上手い印象です。
この他にもスポンサードの記事、Googleなどでの広告、イベントの主催と色々と試みがなされ始めています。
というわけで、それぞれの狙い、戦略でアプローチの仕方が違うわけですが、マーケティングの腕の見せ所という感じでしょうか。
個人的は、ドローンなんかはB2B、B2Cともビジネスが盛んなのにCMを見たことないというのは、少し不思議な気がしました。
なにかこのCM忘れてるよ！！というのがあれば教えて下さい。
では、また来週～
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安藤健(@takecando)
8/23追記：ホンダASIMO、エボルタ君などを教えてもらい、関連しそうな情報とともに更新しました。
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