【銘柄分析】面白法人カヤック(3904.マザーズ)の株ってどうなの?その1【企業研究】
鎌倉に本社を置くユニークな会社、面白法人カヤック。WEBマーケティング事業、ゲーム事業、まちづくりコンテンツ事業、ブライダルプラットフォーム&不動産事業と多角的な事業を展開しています。今日はホームページやIR資料を見るだけでもワクワクと楽しいカヤックを深掘りしていきたいと思います。
カヤックってどんな会社?
鎌倉に本社のある会社って珍しいですよね~。鎌倉本社の会社でパッと思いつくのは、鳩サブレの豊島屋ですが、なんと鎌倉の上場企業ってカヤック1社だけなんです。
1998年に創業した同社ですが、2002年には鎌倉に本社を置いています。鎌倉に本社を置く理由としては、IT企業としての経済的合理性だけを追求するのではなく、「地域資本主義」といって地域の財源や資源、人のつながり、自然や文化をバランスよく増やしていくことで地域の環境資本を増やして豊かにしていきたいという想いがあるそうです。
スマホゲーム系の会社というと、新タイトルをガンガンリリースして、ガチャ課金を促して経済を回していく、そんなイメージを持ちますがそういう意味ではカヤックの根底にあるのはとても地に足の着いた考え方だと感じます。
上場してからのカヤック
同社は2014年12月にマザーズ上場、現在はグループ総社員数439人の所帯です。
株価は2014年の上場当初901円、2017年7月には最高1748円、2020年3月には最低319円、この記事を書いている2021年8月30日には787円と上々以来推移しています。
2020年3月に上場来底値を記録してからは、2020年8月に高値1,068円を付け、750円から950円くらいを上がったり下がったり推移しています。
ちなみにそのころの出来事としては、
2017年6月-7月 e-sports企画・開発・運営を行う 「ウェルプレイド」と業務・資本提携 / トーナメントプラットフォーム 「Lobi Tournament」をリリース
2018年1月‐ まちの保育園、まちの社員食堂を開業するなど、地域事業に積極投資しています。
2018年から2019年まで株価が下降トレンドとなっていますが、売り上げ高がさほど下がっていないにもかかわらず営業利益が赤字となっています。地域事業への積極投資も一因でしょうか。
2019年4Qからは持ち直していて、今年に入ってからは半期で営業利益率10%を超えています。
それでは、直近の売上を見ていきましょう。
と、言いたいところですが・・・、そろそろ子どもの寝かしつけの時間になってしまったので続きはまた明日以降に書きます!
この後はこんな構成をイメージしています!
業況
強み・展望
面白い取り組み
採用・組織
カヤック株は買い?見送り?