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俺らの旅路〜パート1〜
こんな朝日を
どれだけ願っただろう。
俺らはいつだって
一緒だった。
知らぬ間に仲良くなってたし。
知らぬ間に遊ぶときは、とりあえず誘ってた。
何回やっても
不思議と
誘われると嬉しかった。
でも
ダンダン変わってきたんだよな。
アイツは女で
俺は男。
知らぬ間に
男と女は、そんなに仲良くしない。
仲良くしてると、からかわれる。
そーゆー風に学んじまった。
くそ。
全て外の声。
いや違う。
俺がそーゆー風に決めつけちゃってたんだ。
本当に腹が立つ。
どことなく
取り繕った楽しい。ってのに浸ってる内に
段々と自分につく嘘が上手くなっていってた。
何年も何年もかけて
社会ってのも、人生ってのも、家族も、友達も、全部分かっていたつもりでいたんだ。
そー
あのメールが届くまでは。