合理的に考えた場合、嘘をつくメリットがない
どうもテイクです。
「嘘をついてはいけない」とは言われますし、これはある意味常識でもあります。
しかし「常識だから」の一言で片づけずに、
しっかりと考えて自分なりの答えを出すことが大切に感じます。
そこで今回は僕が個人的に思う
≪人として、そして経営者として嘘をつけない理由≫
を書いていきます!
※最初の頃は一人称を「私」にしてましたが、ちょっと硬すぎるので「僕」に今後変更しますね笑
1.そもそも嘘をつく理由は何?
僕の率直な意見は:
「嘘をつく理由が僕が重視しているスパンから考えるとよくわからない」です。
この「重視しているスパン」ですが嘘をついて自分をよく見せようとした場合、その嘘をついて得られる効果の継続期間のことを指しています。
例えばの話「僕は月収5000万プレイヤーです!」という嘘を言ったとします。しかし本当に月収5000万かどうかは
実際に僕の収入全てを見ないとわかりっこないです。
なので読まれている方々は「あぁ、そうなんだ」としか言いようがないのと同時に、月収5000万だと信じる方も出てくるでしょう。
この信じている期間を1つのスパンとして見た時に、
それは嘘をついて得られた利益があれば嘘をつく優位性はある
と言えます。
従って「嘘を信じてくれている期間」を重視して、またその期間でお金に繋げることができれば
嘘をついて得られるメリットは大いにある
と言えるでしょう。
2.短期に興味がない
ただここで問題がおきます。
そうです、嘘ってバレてしまうからこそ嘘なんです。
なぜバレるのか?なのですが、その理由はシンプルに「嘘」だからです。
最後まで偽った自分を演じることができないんですよ。
もし最後まで偽ることができれば、それは「嘘」ではなくて「事実」です笑
例えば僕が「東大卒です」と名乗ったとしましょう。
そしたらもう話から知識から何から何まで「東大卒」のレベルに達してないと最後まで演じることができません。
なぜかと言うと、
自分が持っていない視点はどれだけ演じても
自分はその視点を持っていないからわからない。
だからバレる。
バレないためには嘘をついている内容の視点を持ってないといけない。
もし嘘をついている内容の視点を自分が持っていたら
そもそもそれは嘘ではない。
めっちゃわかりづらいですね(笑)
簡単に言うと:
・嘘をつく→自分自身が何のこと言ってるのかわからん
・自分が言ってる内容を理解するためにはその内容について
熟知していたり経験してたりする必要がある。
しかし熟知してたり経験してたら、それはそもそも嘘ではない。
こうなります。
なので最後まで僕は東大卒です!みたいな嘘をつきたいなら
頭脳レベルも、なんなら形として残る「卒業証書」も必要になる訳なので、もうそれ普通に入学して卒業しとるやんwwwって事です。
本当に嘘を徹底するならばここまでやる必要が僕の中ではあります
※何かをやるなら最後までやり通すべきだからです。
しかし残念ながら僕は最後まで嘘をつき通せるほどの頭脳がありません...
って事は確実にいつかバレる。
だとしたらもう最初から素直に、正直でいた方がええやろ?
と自分の中で納得しています。
3.利益から見る嘘の優位性
では次は商売的な視点から嘘を見てみましょう。
冒頭でも触れたように、嘘をついて相手を騙して得られる利益は悲しい話ですが存在しますし、
目先のことしか考えないなら、1つの商売として成り立ちます。
ただこれは短期間であり長くは持たない、とも言いました。
これらのことを踏まえて突然ですが皆様に質問です。
A.あなたは1年間の間に1.2億得られます。しかし1年後は0円です。
B.あなたは年に1000万得られてそれが10年間続きます。
どちらが良いですか?
僕は迷わずBですね。たとえ額がAの方が多くてもです。
Aの場合、瞬間的に稼げる額が多くても「その後」がないんですよ。
何にも繋げられない、先がないんです。
しかしBの流れだと応用が効きます。
例え1つの案件で得られる額が少なくても先があるんです。
そこで得た経験から共通点を見つけていき、
更なる柱を増やせていけるんです。
そして自分の収入源を複数個確保できる訳なので
トータルで見るとAよりも収入が多くなります。
逆にAからは何も生み出せないから一発屋で終わる。
だから僕は魅力を感じないです。
そしてそこに嘘などの「騙し」や「裏切り」要素が加わると尚更です。
詐欺とかで捕まった先に何かあんの?
捕まらなかったとしても人として、
商売人として信用を失った自分に何の価値があるのだろうか?
という疑問が自分の中にあります。
いっときの輝きよりも、永遠の灯火が欲しいって事です。
3.嘘も色々ある
とは言いつつも、嘘は決して悪いことばかりではありません。
ある時はみんながパニックにならないように、相手が傷つかないように、
「相手のことを思った嘘」も存在します。
「いつ何時も如何なる理由でも嘘は悪なんだ!」
って極論は僕には言えないです。
その為、もう少しだけ今回僕がこの記事で触れたい「嘘」について、
その定義を説明します。
・自身の立場などを守ろうとする嘘
・他者を騙して利益を得る嘘
例えば:
相手より優位に立とうとするから嘘をつく
稼ぎたいから事実ではないことを言って「騙す」
などです
イメージしやすいように言うと:
《道徳に反した嘘》
こういった類の嘘がダメだと思います。
4.まとめ
今回は「嘘」について僕はどう思うかをタラタラと書きましたが、
それらをまとめると:
・道徳に反した嘘は人としてダメだと思う
・商売としての利益を考えても嘘をつく優位性がない
だから根本的に嘘をつくメリットが僕の中でないから、しない。
たったのこれだけです。
別に正義の味方気取りの偽善者になるつもりはありません。
(見る視点を変えれば正義の味方以上の悪人は存在しませんし)
ただの感情論や「常識的に」嘘がダメだから、
みたいな浅いことを言うつもりもないです。
僕が僕であることを胸張って他人に言えるために、
そして僕の考える商売人としてのあり方とマッチしているから嘘はつかない
ということになります。
「僕は正直者です!嘘をつきません!」って何ら重みがない言葉を並べるより、
「人としても商売としても嘘をつくことに何らメリットがないです」って言われた方が僕は信用できます。
これは嫌らしいとか汚いことではなくて、
相手の目的が明確にわかるし、
その目的も真っ当な理由、信じるに値する理由
だからこそです。
次回は「思考アプローチ」の重要性、
思考アプローチを用いてライバルよりも一歩先をリードする方法
について書きたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、誠にありがとうございました!