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JC論:JC満喫編:JCでのオンとオフを満喫

青年会議所では、オンとオフ、多くの人が見ている場と、内々だけの場の区別が重要です。びしっと「決める」ところ、公序良俗に反しない範囲で「緩める」ところのふり幅を楽しむということも青年会議所の醍醐味だと思います。どこまでだと面白いのか、どこからがダメなのかについて、実際に目にする体験というのは意外と貴重です

例えば、先日子供の学校行事に出ていたら、先生が仮装して生徒がパイ投げをするというアトラクションをしていました。PTAが企画したのでしょうが、正直言ってやってはいけないことです。先生が顔面パイだらけになっている姿を生徒が見て喜ぶのもどうかと思いますし、そもそも白昼堂々と食べ物を無駄にするというのもやるべきではありません。これは、オンとオフの区別がついていないから起こることです

青年会議所では、オフの場ではパイ投げや裸踊りといったアトラクションを行うことがしばしばあります。ぎりぎり限界に挑戦するというのも大切なことです。それはあくまで内々のオフの場であり、ダメなことはちゃんと批判を受ける場であるからです。パイ投げや裸踊りはウケても、必ず批判とセットです。しかし、やってみて批判を受けるからこそ、一度経験すればオフの場ならともかく、白昼堂々と公衆の面前でパイ投げしようとは思わないでしょう。

JCではオンの場で学ぶだけでなく、オフの場からも学ぶことが多くあります。事業と同じで、ただ楽しいだけでなく、そこには何らかの背景と目的があり、必ず検証にさらされるのです。ただふざけているだけではありません、オンの場でもオフの場でも、思い切り挑戦して、思い切り楽しみ、そしてそこから学ぶことができるのが、青年会議所という場なのです。

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