色んな絵

[JC論]JC慣れしていませんか?

JCに入会して三年も経つとだんだんJC慣れが起こります。

はじめは面白かった例会も見慣れたものになり、事業に参加してもいまいち面白いと思えない、むしろ事業の粗ばかり目に付くようになります。新たな人と会っても特に話したいこともなくなってきて、誰かに評価されたいとも思わなくなってきます。役職についていないならまだしも、役職者であっても徐々にJCに慣れてくるものです。

青年に成長と発展の機会を提供することが使命であるJCにとって、JC慣れは大敵です。またいつもの○○だと思った瞬間に、貴重な成長の機会は失われてしまいます。こうなるともはやお金と時間の無駄遣いです。むしろ変化を阻害するという意味で有害ですらあります。

でも、JC活動に実は慣れなどありません。なぜなら、同じことのように見えても「背景」と「やっている人」が違うからです。ここに目を向ければ、同じように見えても、慣れずに成長の機会を得ることができます。

私がこのことに気づいたのはシニアとの交流会の時です。毎年交流会に来てくれる尊敬する先輩方はいつもこの2つを聞くのです。「今年はどこに注目しているの?」「誰がやるの?」と。彼らはJCの事業の限界を熟知しており過度の期待を抱いたりはしません。それと同時に、JCの良さも熟知しています。それは、一つはJCは毎年焦点を当てる場所を変えられること、そして若者はいつも本能的に変化に敏感であることです。もう一つは、やる人によって同じことでも結果は変わるということです。だから彼らはJCが注目していることをもとに社会の動向を見極め、やる人によりその軽重を測るのです。

JC慣れを感じたら、ぜひ「背景」と「やっている人」の2点に注目してください。きっといつでも学べるJCに出会えるはずです。

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