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JC論:バッジ・名刺の意味

ロータリーのバッジをつけて仕事をしている人をよく見ませんか?一方で、JCIバッジをつけて仕事をしている人はあまり見かけません。青年会議所活動をしているときだけ、JCIバッジをつける人がなぜか多い気がします。

ロータリーでは日常的にバッジをつけることが推奨されています。それは、単にロータリーメンバーであることを示しているのみならず、善意や寛容といったロータリーアンとしての心構えがあることを示しているからです。

一方でJCIバッジが単に青年会議所メンバーであることだけを示しているように扱われていることは少し残念なことです。本来、JCIバッジは青年会議所メンバーであることを示すだけでなく、青年会議所メンバーとしての価値観や使命、ビジョンを持っていることを示すものであるはずです。JCIクリードで表現されている友情と自由と多様性の尊重、そして奉仕の精神といった価値観を持ち、綱領に書かれた明るい豊かな社会を築くという使命を持ち、能動的な市民のグローバルネットワークの一員であるという誇りを持っているはずなのです。そして、その理念を実現する人物であるということを、入会時に宣誓しているはずなのです。

その意味では、ロータリーのようにJCIバッジを日常的に着用することは何もおかしいことではありません。むしろ、青年会議所メンバーとしてふさわしい言動をしているのであれば、青年会議所のイメージアップのために様々な場で着用するべきであるとさえいえるでしょう。

名刺も同じです。名刺に書かれた役職が重要なのではありません。青年会議所メンバーであるという自己証明が名刺なのです。だからこそLOMで統一したデザインの名刺を用い、名刺の英語面は世界共通のデザインになっています。

もちろんバッジを着用し、名刺を出すときは青年会議所メンバーとしてふさわしい言動をする必要があります。JCIバッジと名刺はあなたが、社会的に認めれた人間であるという証明なのです。先輩方の偉大な功績によって、青年会議所の名前は日本中の中央官庁をはじめとする行政や大企業、各種団体に認知されています。正直な話日本社会の中枢であればあるほど青年会議所の名前は知られています。何しろ大臣の半分が青年会議所のOBであったこともあります。だからこそ、現役メンバーはその看板を誇りに感じ、ふさわしい人間として行動する必要があります

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