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[JC論]Active Citizen Frameworkとは

Active Citizen Framework(ACF)という言葉を聞いたことはありますか?JCI Impactを受講された方やJCI Awardでのエントリを検討されている方はよくご存じだと思います。でも日本の青年会議所でそれほど普及しているか?と言われると、そうでもない、というのが実情かと思います。

なぜACFが必要なの?

青年会議所の使命は「青年に成長と発展の機会を与える」ことですが、どう成長しなければならないかといえば「よい変化を起こすことのできる人」に成長することです。じゃあどうやったら「よい変化を起こすこと」ができるのでしょうか?世界的に受け入れられている虎の巻が「行動する市民の問題解決テンプレート」ACFです。

だからACFというのは単なるJCの事業構築の方法ではなく、あなたが、家庭や、会社や、社会によい変化を起こす方法なのです。せっかくJCに入ってこれを学ばないのは、絶対損です。

ACFはどんなときに使えるの?

じゃあACFはどんなときに使えるのでしょうか?
ACFは
1、現実と理想の間に差(課題)があって、
2、誰かの考え方と行動を変える必要があるとき

に有効です。

逆に言うと、課題もなく、誰の考え方と行動を変えるのでもなければ、ACFは役に立ちません。例えば、例年開催しているイベントを例年通りに実施するのであれば、ACFは必要ありません。JCIアワードに日本のLOMの継続事業が受賞できない理由のほとんどはこれです。課題の認識もなければ、誰の考え方や行動も変えていない。そんな事業が受賞することは絶対にありません。

対象は社会でも、人材でも、組織でも何でも構いません。課題があって、誰かの考えと行動を変える必要があるならは、ACFが使えます。

議案やってりゃいいんじゃないの?

日本のJCには、計画議案、報告議案とそれに伴う会議という事業構築・検証のシステムがあるので、わざわざACFを学ぶ必要がないと思う人もいるかもしれません。それでもACFを学ぶ価値はあります。もちろん議案システム自体はよくできていますが、専門的で煩雑すぎるところが欠点です。議案の精度を高めんがために細かすぎる議論が会議で行われていることがよくあります。そして、会議にかかわっていない一般メンバーからすると、議案は複雑怪奇です。委員会で議案の説明をすると、メンバーの目が虚ろになっているということはよくあります。

ACFは、委員長や理事といった議案や会議に参加していないメンバーが理解すると、全体のレベルアップに繋がるものです。今、プロジェクトがどんな段階で、何をしなければいけないのか?何が必要なのか?をACFを学ぶことでイメージすることができるようになります。

で、ACFって何なの?

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JCI IMPACTを受けた人や事業構築セミナーを受けた人なら、一度は目にしたことがある図だと思います。

以下の4つのステップを課題を共有するパートナーとともに、行うことがACFです。
1、分析:課題の本当の原因は何かを突き止めて
2、展開:その原因を解決するためには、誰の考え方と行動を変えなければいけないのか、そのためにできること(解決策)は何かを考える
3、実行:使えるものを全て使って解決策を実現させるために行動する
4、検証:変化が起こったかを測定し、評価し、次の課題へとつなぎます。

ちょっと抽象的すぎますね。次回はもうちょっと具体的に解説します。

Active Citizen Frameworkの実践

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