頑固おやじのための事業承継マニュアル「なぜオーナー経営者は引き際が悪いのか?」
皆さま、はじめまして。事業承継専門コーチングとコンサルティングの仕事をしています株式会社Y's Resonance (https://www.y-resonance.com) の吉川と申します。
自分で会社を興すまでに上場企業、個人企業、外資系企業で役員として働いてきましたが、最初の一社を除いてなぜか全部オーナー企業でした。その後、プロのエグゼクティブコーチとして米国法人の経営とクライアント対応をしてきましたが、なぜかやはりクライアントがオーナー企業の経営者あるいはその後継者(候補含む)が大半でした。
きっと何かのご縁があってこの事業承継というテーマをビジネスマンとして扱っていく運命にあるのかと思い、これからこのテーマで今までの経験、気づきをこの場でシェアしていきたいと思います。
この項がお役にたてるのは以下の読者の方々になります。
1.数年以内に何らかの形で現在の事業を次の経営者に引き継ごうと思っている経営者(オーナー、非オーナーどちらでも)の方
2.数年以内に現在の事業を「先代(今の現職社長)」から引き継ぐことが決まっている「後継者候補」の方
3.ヘッドハンティングその他で外部から事業承継を見込んで招聘された方
4.数年以内に事業承継が発生することが予想される企業の人事部長の方
5.数年以内にトップ交代を予定している役員の方々
6.数年以内にトップ交代が予想される企業の社員の方々
順番はお役にたてる対象の優先順位順になっています。
扱う内容は概要ですが、以下の項目を予定しています。
少し緊張感を以って書いていきたいと思いますので有料記事も混ぜながら
リリースしていく予定です。
・オーナーシップ(当事者意識)とはなにか。
・事業を承継する、代替わりするということ
いつ、何があったら承継することを考え始めるべきか?
なぜ廃業・清算ではなく事業を続けるのか
本当の事業承継、形式上の事業承継
なぜ現社長が社長を続けないのか?
なぜ現社長は辞めなければいけないのか?
なぜオーナー社長はなかなか実権を手放さないのか
スタートアップ企業の事業承継
・事業を渡す側(現社長)の論理
・事業を受け取る側(後継者およびその候補)の論理
親族が後継である場合
親族でない人が後継である場合
たたき上げの人が後継になる場合
外から招へいされた人、異業種から後継になる場合
・承継を見守る側(番頭格、役員、マネージャー、社員)の論理
・事業承継プロセスの全体像
何年かけてプロセスを完成させるべきか
スタートするまでの準備に何が必要か
渡す側、受け取る側がそれぞれ備えるべきこと
始まってからぶつかる「壁」について
代替わり後3年間のそれぞれの役割・動き方
・次世代の事業承継モデル
ベンチャー型 社員全員で承継する
M&Aによって後継者獲得と事業拡大の両方を図る
海外資本とつながる。
・PTS(Post Transition Support)とは何か。
M&Aと事業承継は実施してから1年が勝負
・経営者に求められる三軸(身体・心(考え方)・魂)の考え方
BMS(ボディ・マインド・スピリッツ)とは
目に見えないもの、勝負所、流れへのセンサーが必要なことを創業
経営者ほど実感している。
マッチョなオーナー企業経営者が陥りがちなBMSバランス
後継者が陥りがちなBMSバランス
・BMS三軸の整え方
今後ともよろしくお願いいたします。
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