見出し画像

あなたにとって良いコンテンツとはなんですか

あなたにとって良いコンテンツとはなんですか?

僕はコンテンツビジネスを一生の仕事にしたいと思っています。では自分にとって良いコンテンツとは何だろうか。そんなことを最近考えていたら「視点」と「夢中」という2つのキーワードがでてきました。せっかくなので自分の人生観をまじえながら整理してみます。

この記事ではコンテンツを「自分の外から頭の中に入ってくる情報」と広く定義しています。本だろうと、映像だろうと、飲み会の雑談だろうとコンテンツです。

僕は「人生は楽しくあるべきだ」という思想でいます。だからといって世の中このままでオールオッケー、というハッピー野郎ではない(はず)です。世の中は矛盾をたくさん抱えているし、ときに残酷で、あいまいで、退屈なものである。そして幸せであれ不幸であれ、みんな平等に死ぬ。そんなゲームオーバーが確定したゲームの中で、それぞれが「どう生きるか」苦悩しながら物語を進めています。

人生が楽しくある“べき”ならば、「自分が何を楽しいと感じるか」がわかる方が楽しい。悲しみも、喜びも、正しさの基準も人によって尺度は異なります。だから自分のものさしに気づくことが生きやすさにつながる。「自分のものさしをつくれ」は、高校生のときに父親からいわれて胸に残っている言葉でもあります。

ひとは驚くほど自分自身のことがわかりません。だから、ものさしは自問自答を重ねることで見えてきます。「こういうとき、俺は楽しいんだな」と感情が動く体験が自分の尺度になります。自分自身の向けられた新しい視点がしなやかなものさしをつくります。

同時に、自分の外にある社会やひとに対する視点も重要になります。世の中に不満があったとしても、ひとがひとりで変えられることは少ない。だけど、自分の考え方を変えることはできる。退屈な毎日でも視点が変われば、見え方が変わります。

いま記事を読むことをやめて、周りにある赤いものを3つ探してみてください。(……10秒経過)。おそらく普段気づかなかったものに注目するはずです。これは安っぽいやり方ですが、こんな単純なことでも見えるものは変わります。

多様な「視点」を得るためにはコンテンツが不可欠だと思っています。その形は漫画、映画、アニメ、小説、舞台、展示なんでもいいです。触れたあと、ちょっとだけ世の中の見え方が変わる。そんな視点が得られるものが、僕にとって良いコンテンツです。

良いコンテンツは生きづらさの助けになります。自分自身ではどうにもならない現実と戦う「視点」を持つことが、困難に立ち向かう武器になります。これがひとつめのキーワードです。

一方、正論っぽくまとめてるけど「いやいや、自分の視点を変えてもつらいものはつらいよ」という視点があります。そこで浮かんだキーワードが「夢中」になれる時間です。

「視点を変えたって解決しないじゃん」「もう何も考えたくないんだよ」。そんな時に必要なのは、我を忘れて楽しめる時間だと思います。とにかく現実を忘れて笑ったり、泣いたり、驚いたりできる「夢中」になれるコンテンツも、自分にとって良いコンテンツです。

僕は「人生は楽しくあるべき」だと信じています。自分自身も楽しく生きたい。でも楽しさの尺度はひとそれぞれだから、自分の尺度を見つけたい。そして楽しく尺度を見つけるためには、現実と向き合うための「新しい視点」や、現実を忘れて楽しめる「夢中になれる時間」が必要になります。

これらを支えるのが、僕にとって良いコンテンツです。

僕は良いコンテンツにたくさん触れながら楽しく生きていきたい。いまテクノロジーや社会の変化により、良いコンテンツが生まれる土壌にも変化が迫られています。だからコンテンツとビジネスの両輪をまわすことで、インターネット時代の新しいコンテンツビジネスをつくりたい。そんなことを漠然と考えていました。

あなたにとって良いコンテンツとはなんですか?ぜひ「#良いコンテンツとは何か」でみなさんの考えを教えてください。

サポートいただいた分は、ほかのnoteにおすそわけさせてもらいたいと思います…!大感謝!