対面で会って説明する必要、ある?〜リアル懇談会に参加して〜
刺激的なタイトルになってしまいました。
2年ぶりに、リアル懇談会に行ってきて
感じた気持ちを書きます。
学校内に入ったのは個人面談以来。
体育館に並べられたパイプ椅子に座ったのも
入学式以来のことでした。
担任紹介、学年運営方針、一年の行事など
説明をされ、全体で30分で終わりました。
この2年間でオンラインに慣れすぎた私。
正直な感想としては
「説明や伝達だけなら、オンラインで充分」
と思ってしまいました。
リアル開催の是非を、アンケートなど
取ってもらいたかったとも思いました。
ニューノーマルな時代。
保護者が参加しやすい内容、
安心安全で、リアルに参加したくなる学校行事が
今後開催されたらと思い、まとめてみました。
●オンラインのメリット
①参加者の時間の融通がつきやすい
リアルだと、職場や自宅から学校へ向かう
時間が必要です。
特に、学校から離れた場所にある職場だと
午後休などを使う必要があります。
オンラインならば、懇談会の時間だけ
時間年休などを使うことができ、
(昼休み時間を活用したりもできる)
その後仕事に戻ることも可能です。
②未就学児と自宅で参加できる
未就学児を連れてのリアル懇談会は、
お出かけ準備、移動含め大変です。
パイプ椅子だけの会場では、
なかなか好きなように過ごすことも難しいです。
自宅から参加できれば、子どもたちも
リラックスして過ごせます。
幼稚園バスのお迎え時間などを
変更する必要もなく参加できるかもしれません。
③オンラインの方が素顔が見える
リアルで会えばお互いを覚えられるという方もいるでしょうが、
マスク姿だとなかなか顔が分かりません。
自宅からのオンライン出席のほうが、案外
素顔がわかるメリットがあると思います。
④開催側の負担軽減
今回、保護者70名弱のために、
会場設営(体育館の片付け、パイプ椅子の搬出入、音響設備準備、消毒液設置、案内板設置、出欠表準備)が必要になります。
保護者が参加した時間の前後30分ずつは
少なくとも準備が必要になると思います。
オンラインならば、ある程度のリハーサルだけでよく、出欠も画面で把握できますし、片付けも要りません。運営する先生側にもメリットは大きいのでは?と想像します。
●リアル開催のメリット
①先生や保護者との程良い情報交換
準備されたトーク以外のちょっとした雑談ができることはリアルの良いところかと思います。
自分から挙手しなくても、誰かが話している内容で、疑問が解決することもあります。
オンラインでもダイレクトチャットなども可能ですが、そこまでするまでもない情報交換も、リアルの魅力だと感じました。
②学校の様子を見ることができる
学校で開催する場合、花壇の花や池の生物、グラウンドの様子、廊下に貼られた掲示物など、こどもたちの頑張りを直接見ることができるのは良い点だと思います。
新一年生を迎えるために各学年で作ったとみられるウェルカムボードが、とても印象的でした。
③同一条件下で同じ情報を得られる
オンラインだと、通信状況や周りの騒音など
個々の状況で視聴環境が変わることはデメリットかもしれません。
同じ状況で話を聞くことで、理解度の差が少なくなり、情報伝達の精度が上がるかもしれません。
●まとめ
①情報伝達だけならオンラインで十分
②双方向の対話や座談会、
授業参観と絡めるならリアル開催も良さそう
③時間コストを意識した内容精査を希望
先生も、保護者も、負担感なく
無理のない情報交換会ができることを願います。
折を見て役員さんなどに提案してみたいと思います。
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