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『仮面ライダークウガ』第1話感想

第1話 復活 (その2)


 その1、書いてみて分量多いな!と思って驚いてます。別に全部の場面を事細かに書かなくてもいいって分かってるけど、どうすればいいかしら。コツが分かってくるまでどうかご容赦を。
(2024年現在、過去の自分の控え目さに驚いています)

 九郎ヶ岳発掘現場。桜子さんのパソコンと連動したわけじゃないけど、非常事態が発生。
 大学の研究室では、桜子さんが解読結果を伝えようと連絡を取るも、発掘現場はパニックでそれどころではない。大急ぎで現場を確かめに行こうと研究室の入り口から出ていく五代青年。

 雨の中バイクを飛ばす五代青年。長野県まで来たところで、巨大な光が天に向かって立ち上るのを目撃する。

 その怪しい光の下では、正体不明の人間体がゆっくりと森の中を歩み、ある一角まで来ると、呪文か何かを呟いて、両の掌から何かのエネルギーを地面に発する。すると、地面の下から何本もの腕が突き出され……おお、怖いよホラーだよ……。

 朝。九郎ヶ岳の遺跡発掘現場の周辺にいくつもの人影が見える。
 現場付近に止まるパトカーの1シーンを挟むことで、警察が出動していると一瞬で分からせる。親切。

 その遺跡周辺にたたずむ、一人の刑事と思われるスーツにコート、サングラスの男性……後ろ姿から、ゆっくり振り返った姿がカッコいい……けど、何故ここでサングラスをかけたのだろうな……。いや、カッコいいけど……サングラス姿は最初で最後なのよね……。

 それはさておき。遺跡周辺で起きた異変の調査だが、通常の自然災害でも何かが爆発したわけでもない、と刑事と山岳救助隊の人が会話しているところへ、遺跡周辺が見渡せる場所に五代青年が到着。様子をうかがっていると、遺跡の奥から何かのイメージが伝わる。驚くものの、そこでひるまないのが五代青年である。

 ということで。山岳救助隊の隊員が話しているのを聞きながら、コート姿の刑事があたりを見渡していると、その後ろをナチュラルに通り過ぎようとする五代青年。
 当然、「何だ君は」と刑事に捕まえられる。バディ物の王道、「印象が最低な出会い方をする」がキターーーー!

 解読した古代文字の「死の警告」について話す五代青年。調査団の関係者かと刑事が尋ねると、ただの通りすがりだと言いながら、名刺を渡す。

「夢を追う男 1999の技を持つ男 五代雄介」

 めっちゃいい笑顔で自己紹介したところで、納得されるはずもなく、そのままそばについていた警察官に連行されそうになる五代雄介。すきをついて遺跡の中に入ろうとするも、瞬時に察した刑事に足を取られて頭から調査団の機械の角に顔をぶつける寸前で助けられるというか捕まえられてしまう。

 刑事の手際の良さに親指を立てて褒めるも、刑事に公務執行妨害で逮捕するとまで言われては引き下がるしかない。帰りながらも振り返った時に、証拠品としてビニール袋に入れられたベルト状のものを目にしたとき、五代雄介の頭に戦士のイメージがよぎる。そこの一番大きなところに付いているマークを見つめながら、呆然とする五代雄介だった……。

 ってここまででまだ10分ほどしか経過してない。何という情報量。でも、映像で伝えたいこと、会話で表現するものがテンポよく、なおかつ過不足なく描かれているのですんなり入ってくる。大人やある程度大きなお友達に分かりやすければ、分からない所があったチビッ子にも説明がしやすい。親切に満ち溢れている。

 というわけで、その3に続きます。

初出:2021年6月29日 2024年5月1日加筆修正
 

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