思考力UPコラム2「疑う心と好奇心」~思考をスタートする2つの方法~
疑う心と好奇心を持つ。
これが思考回路をスタートする方法です。
この2つが無いと、考えるという過程にいたらないからです。
「そんなことないでしょ。」と思う方は一緒に考えてみましょう。
人間は疑問を持つことで考えることをスタートします。
どのような時に疑問を持つかというと、
何かに対して疑いの気持ちを持っている時や
(例えば、料理に失敗して美味しくないものを作ってしまった時に、なぜ失敗したんだろう?(疑問))
何かに対して興味を持っている時
(例えば、季節限定のスイーツが販売されている時に、どんな味なんだろう?と思うなど(興味・好奇心))
です。
また、
道で躓いて「危ない!(何か足元にあったか?)」
お腹が痛くて「(何か変なものを食べたかなあ)」
上司に怒られて「(何が悪かったんだろう)」
気になる人がいて「(あの人は何を考えているんだろう)」
雲行きが怪しくなって「(雨が降りそうだな(降るかな?))」
などなど、意識していないだけで常に疑問を抱いているはずです。
逆に疑問を抱かないことは、
既に習慣化されていることや思考停止でやっていることです。
思考することは疑問を持つことと密接な関係があります。
そしてその疑問を持つきっかけとなるのが、
疑う心と好奇心なのです。
この2つは性格によるところも大きかったりします。
皆さんの周りにも、人一倍好奇心の強い人や必要以上に疑い深い人もいるのではないでしょうか?(もしくは皆さん自身がそうかもしれませんね。)
これらの能力を身につけていくのは簡単ではありませんが、日々意識することで好奇心や疑う心は持てるようになります。
そもそも、ほとんどの人は生まれた時に、
この2つの心を持てていたはずです。
しかし、生活環境や集団行動が求められる社会や教育により、疑う心や好奇心が薄れていってしまったのです。
この2つの心を取り戻す方法も今後の記事で書いていこうと思います。