フリーメイソンって結局何してるん?
今日は、「フリーメイソンは実際どんな活動をしているのか」について。
前回の記事で、フリーメイソンの発祥が、中世イギリスの石工団体であることを書きました。
では、現在は何をする団体なのでしょうか?
それは……
友愛団体です。
あまり聞きなれない単語なので余計分かりにくいですね。では、こういう風に言い換えましょう。
ボランティア団体、もしくはボーイスカウトの大人版。
おっと、いきなり迫り来る庶民感(笑)
東京グランドロッジ(本社みたいなもん)によると、
だそう。つまり、こういった理念に沿った活動をするわけですね。
その中の一つとして、ボランティア活動やこども祭りのイベント開催があるようです。コロナ禍では中止になったりしているようですが、東京タワーの近くにあるグランドロッジでは、こういったイベントが普通に行われていたみたいですね。
ただし、その他の活動は基本的に非公開。
日本各地のロッジで活動内容は様々
ちなみに、日本には各地にロッジ(支部みたいなもん)があります。こんな感じ。
ホームページがあるロッジもあればないロッジもありますが、検索してみるとFacebookやインスタで活動を発信しているところも、ごく少数ですがあります。
こういったものを見ると、定期的にミーティングをしたり、ボランティア活動をしたりというのがメインの活動のように見えます。
その他、メイソン会員ではない方のインスタを見たら、チャリティーパーティやフリーメイソン主催のコンサートに誘われたなんて投稿も。
(くそっ!いいなぁ~私もお呼ばれされたい!)
非公開の活動には、こういったものもあるんでしょうね。
基本的には活動が公にされていないので、各ロッジのホームページを見ても、何やってるのか全く分かりません。
そもそもネットでリサーチすると、フリーメイソンからの発信よりも、参加者である一般人の発信の方が遥かに多いのです。
ちょっとちょっと、もうちょっと発信頑張ってよー💦
まぁでも、発信が少ないのにも理由があります。
日本のフリーメイソン会員の90%は外国人
そう、フリーメイソンは日本にも確実に根付きつつある組織ですが、実はその構成員は、在日米軍関係のアメリカ人が90%です。
日本のフリーメイソン会員は2000人程度ですが、日本人の会員は200名程しかいないと言われています。各ロッジの写真を見ても、マジで外国人ばっかり。
元々、フリーメイソン自体、イギリスからヨーロッパ全土へ、そしてイギリス植民地であったアメリカへ広まった団体ですからね。日本国内のロッジもアメリカ人が占めるわけです。
各ロッジの場所を見ても分かると思います。
大抵、米軍基地のある場所もしくは近くにありますよね。
さらに、これはまた別記事でも書こうと思いますが……日本人はそもそもフリーメイソンのことをほとんど知りません。
フリーメイソンと言って通じるのは都市伝説マニアくらいで、一般的にはその実態も活動も全く周知されていないのです。
なぜなら、明治時代に日本政府とフリーメイソンの間で、
「お前ら、日本国内でメイソンの活動をしてもいいけど、絶対日本人への勧誘をするなよ!」
という約束が交わされていたから。
この密約が解除されたのは、戦後の1950年。解除されたとは言っても、長い間日本人への普及活動などしてこなかったのだから、いきなり勢力を広めるということはなかなかできないですよね。
ゆえに、フリーメイソンが日本に上陸して150年以上経っても、日本人はこの組織について今もなお馴染みがないのです。
つまり…
メンバーのほとんどが外国人(しかも軍関係者)
これまでの歴史の中で日本人に向けた普及活動をしてこなかった
こういった背景から、発信が少ないのだと私は思っています。
そもそも発信がほとんどない上に、あんまり日本人って日々の生活でボランティアなどの奉仕活動をしないですよね。
こういった背景から、日本人にとってのフリーメイソンって、「謎!」だったり「秘密結社感!」が強いんだろうなぁ。
最後にもう1度まとめますね。フリーメイソンは何をする団体なのか。
それは、"会員の自己成長を求め、またそのことを通して社会の向上を求める友愛組織"として、ボランティアなどの社会貢献活動をしています。また、会員同士の交流も非常に大事にしている彼らなので、おそらくは日本国外のメイソン達との懇親活動(飲み会とか?)なども行っているはず。
その裏で、本当は世界征服計画について密談しているんじゃないかって?
それについては、「ない」が私の答え。
さすがに、願望や妄想が独り歩きしすぎた憶測だと思いますよ。
でも、ごく一部の上流階級の人しか知りえない情報交換は絶対にされている。
例えばビジネスとか政治の話とかね。
私はそう思っています。
信じるか信じないかはあなた次第。
では、また。
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