改めてオンライン決済のすすめ
ここではないが、似たような施設で南足柄市にある「parcabout(パカブ)」という施設がある。コロナ前からだが行こうと思うと予約一杯で、コロナによる人数制限が始まった後もいつも予約一杯でご縁がなかなかないところだ。もちろん類似施設としてこの記事の施設の存在も知っていた。この施設だが予約システムを見直しとして「現地払いのWeb予約」をやめたことで、月商が対前年比で平均157%、最高値の月では272%もアップ、月の売上げ平均が2.5倍以上にまだ上がったという。「現地払いのWeb予約」というのを辞めたことにより、二つのポイントに作用された。
一つ目は「途中キャンセル、無断キャンセルの解消」要するにバックれの解消です。先払いにより、お金を払っちゃったから行かないと損だという至極当たり前の心理的負荷を与える事になるところです。
二つ目は「Web決済に絞る事による、現地での受付時間の解消。」受付時間が1組3分かかっていたものをWeb決済を徹底するだけでに1分の受付時間に解消。一回の時間帯で10組から15組案内するようなのでそれだけで30分、90分体験コースで考えたら、1日120分程度解消できたと想像できる。
自分が驚いたのは、この程度の改善がまだなされていないところがあることです。そしてこれの導入で反対の声を上げていたのがスタッフだという事実にもびっくりだ。しかも理由が「現金払いの人は入場できないのはどうなの。」という客側がいうならまだしもと言った声。結局電話予約だと現地現金払いが出来るようですが。今後コロナ対策への緩和をしていくとインバウンドどが復活し活気が間違いなく戻って来るが、今でも現金払いのみのところとかは、キャッシュレス決済やWeb予約を導入するだけで様々な解決がなされる可能性が高いという事だ。自分の場合だと最近現金支払いのみのお店とかはよっぽど気に入ったお店じゃなきゃスルーしてしまう事がある。しかし逆も然りなので支払いの多様化は必要なのも理解するが、そろそろ現金支払いのみというのはなんとかならないかな、、、
あと、この記事でコンバージョン結果がGoogle広告から予約につながっているのがほとんどなので、SNS広告を打ち切ったと記載があった。このSNSは認知段階や顧客の期待値を高めるには効果が高いと思うが、お金をかけて広告するには至らないという考えなのだろう。あくまで私の場合ですが、その施設に行こうと思った時には、Googleで検索して表示が1番上にくるからそこからアクセスするし、今なんて入場にルールを設けているところが多いし、公式サイトからの予約だと割引や特典の告知もあったりするから必ず見てしまう。広告宣伝の場合は何が正解かは効果測定での数字を追う必要があるので辞めてみるっていうのも一つの正解なのだと思う。