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農地調査はなかなか大変

今日は農地の状況を確認に長後の方まで原付でひとっ走り。30分ちょいの距離感だが、外の気温をモロに感じるこの移動手段は車という個室空間がどれだけ快適かということを思い知らされるのだが、農地って辺鄙なところが多く、今回の調査地は小道からさらに農道を入った場所にある事から、車だと止める場所にひと苦労するため、小回りの聞く原付の方が便利だったりする。また農地は住所が無いため、Googleマップなどのナビでピンポイントで探し当てるには、近隣で目印となる場所から探し当てたりする必要があるので、全く土地勘が無いところだと探すのに一苦労だったりする。後は、農業委員会が管理する農地台帳の中でWebで公表されているものから検索することもできるには出来る。

さて、これらを使って現地に行き着いたとして待っているのが、境界の確認。農地転用を希望されている土地は耕作放棄地がほとんどなので、草が荒れ放題だし、宅地と違ってそもそも境界が不明確なの場合が多いので、公図の通りの形状をしていないのがほとんどなので境界の特定は苦労するパターンは多いです。さらに歓迎してくれるのは虫たち。虫除けを忘れようもんなら蚊の食べ放題な的になるし、山奥の沢に近いところとかだと、山ビルや蛇に遭遇なんてこともあるので、迂闊にスニーカーで歩き回ったりすると噛まれたりするので注意が必要です。時には、トラップもあるので、iPhoneで測量をしながら、大丈夫だと思って踏み込んだ側溝やグレーチングが、崩れて足を踏み外して怪我をすることもあったりと許認可の中では身体を張ることが多いがその分発見も多くやりがいが多い業務です。あまりやっている人も聞かないので湘南地区の案件は全部任せてもらえるぐらいになりたいなぁ。


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