DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 第91話「バーンの真実」
バーンは地上破壊による魔界の日照権を獲得するために、長い時間を掛けざるを得なくなった。そのために、永遠に近い寿命を確保する必要があった。
バーンは上記の理由のために、本体(老バーン)から分身(若バーン)を切り離す必要があった。当然、バーンは分身の管理に悩んだはずである。
一方、ミストは生い立ちゆえ、自分の体や能力に対して強い嫌悪感と劣等感を抱いてきた。
それゆえ、バーンは分身(若バーン)の管理者を求め、ミストは自分を必要としてくれる主人を求めた。その結果、両者の利害は一致し、後者は前者に忠誠を誓い、かつ、前者の分身(若バーン)を管理することになった(これが後のミストバーン)。
その一方で、ミストは若バーンを老バーンに返却した後の新たな肉体として、ヒュンケルを育成した。ミストは思惑通り、ヒュンケルの精神を殺し、肉体を乗っ取ろうとしている。
老バーンはダイに苦戦したので、ミストに分身(若バーン)を返してもらった。そして、老バーンと若バーンが合体して、真・大魔王バーンが降臨した。