
「地下鉄に乗って太秦萌カフェに行くっ!」訪問記
株式会社 キャピタル東洋亭本店(以下同社)は、1897年05月01日創業の京都府京都市北区を拠点とする洋食店である([1],[2])。
アンティカフェ(現.キャピタル東洋亭 ジェイアール京都伊勢丹店、以下同店)は同社が運営するイタリア料理店で、ジェイアール京都伊勢丹11F イートパラダイスに位置する(図01,[3])。

「地下鉄に乗って太秦萌カフェに行くっ!」会場。プライバシー保護のためモザイク処理済。
「地下鉄に乗って太秦萌カフェに行くっ!」(以下同イベント)は、京都市地下鉄若手職員増客チーム「メトロアモーレ」班とジェイアール京都伊勢丹により、同店で実施された。その目的は、京都市営地下鉄の利用を数多くの人に呼び掛けるためである(図02)。

2017年05月21日、私は同店を訪れ、同イベントに参加した。同店には、同イベント関連のフィギュアやスタンドポップ等が展示されていた(図03~07)。


1.太秦萌、2.太秦麗、3.松賀咲、4.小野ミサ。番号は、私が写真に振った。



向かって左から、松賀咲、太秦萌、小野ミサ、太秦麗、および、伊勢京香。
私は、昼食としてミサの苔玉に見立てた海苔クリーム生パスタ(図08)を、デザートとして百年プリン(図09,[4])を喫食した。


ミサの苔玉に見立てた海苔クリーム生パスタは、小野ミサの大好きな苔玉をイメージして作られたパスタである。
海苔の磯臭さが生クリームにより、適度な香りに緩和されている。リングイネはアルデンテである。唐辛子由来の強い辛味がある。
海苔の風味と生クリームの風味が互いにマッチすることに私は驚いた。また、リングイネの歯応えと唐辛子の辛味がこれらを引き立てている。まさに、「プロの料理人の仕事」としか言いようがなかった。
百年プリンは「同社の創業者である初代・高橋銀次郎が作ったなら・・・」と言うコンセプトに基づいて作られた、昔ながらの製法で作られた少し固めのプリンである。
甘味は控えめで、卵の味が強い。またカラメルは香ばしい。食感はしっかりしているが、意外と滑らかである。まさに、食後のデザートとして食べ応えがある。
私は同イベントに参加し、同店の食事を食べることで、同店を含む同社の職人の本気、および、120年に及ぶ同社の歴史の重さを痛感した。
京都に訪れる際は、一度で良いから、同社のレストラン([5])に訪れることをお勧めする。
参考文献
[1] 株式会社 キャピタル東洋亭本店.“HISTORY & SYMBOL ―東洋亭の歴史とシンボル―”.キャピタル東洋亭 ホームページ.東洋亭について.http://www.touyoutei.co.jp/company/history/,(参照2024年01月05日).
[2] 株式会社 キャピタル東洋亭本店.“COMPANY PROFILE ―会社概要―”.キャピタル東洋亭 ホームページ.東洋亭について.http://www.touyoutei.co.jp/company/outline/,(参照2024年01月05日).
[3] 株式会社 キャピタル東洋亭本店.“アンティカフェ”.キャピタル東洋亭 ホームページ.店舗情報.http://www.touyoutei.co.jp/shop_post/isetan/,(参照2024年01月05日).
[4] 株式会社 キャピタル東洋亭本店.“百年プリン”.キャピタル東洋亭 ホームページ.MENU ―メニュー―.ケーキ.http://www.touyoutei.co.jp/menu_post/prin/,(参照2024年01月05日).
[5] 株式会社 キャピタル東洋亭本店.“SHOP ―店舗情報―”.キャピタル東洋亭 ホームページ.http://www.touyoutei.co.jp/shop/,(参照2024年01月05日).