劇場版 ウルトラマンタイガ ニュージェネクライマックス

トレギアはタロウの親友であった。しかし、トレギアはタロウを自分の心の支えにしてきた一方で、彼に嫉妬していた。
トレギアはタロウと共に並び立つために宇宙警備隊入りを目指したが、そうならなかった。その後、彼は技術開発局に入り、タイガスパークを完成させた。
しかし、トレギアは光の国の侵略者から光と闇の表裏一体性に気付き、解決のために「闇」についての研究を始めた。その結果、彼は「闇を極めることは光を極めることと同一」であるという結論に辿り着き、混沌そのものである邪神を探す旅に出る。
トレギアは遂に宇宙遺跡ボルヘスで数百体の邪神達を体内に取り込むことで、その力を手に入れた。なお、グリムドがその内の一体なのか融合体なのかは不明である。
トレギアは第25話で、タイガ トライストリウムによって倒されたが、この時グリムドがトレギアの体から抜け出した。
しかし、グリムドはニュー・ジェネレーション・ヒーローズ(以下NGH)により、宇宙空間に再び封印された。しかし、その代償として、後者は変身能力を失った。なお、変身能力はタイガスパークに集まった(当然、優幸は後者に変身能力を返すことになった)。
グリムドはファントン星人等の異星人にとっては、その名を口にするだけでも禁忌になっている。
トレギアの策略通り、タロウはグリムドをウルトラダイナマイトで倒したが、逆に取り込まれた。一方、グリムドの一部はトレギアの体内にある。
要は、トレギアはグリムドに取り込まれたタロウを自分の物にしたかった訳である。この件で、前者の変態性がさらに強調されたわけである。只でさえ、前者はいい歳して、後者の息子に嫌がらせをする痛い御仁だし(苦笑)。
冒頭で、ダダは「世界大秘宝展」会場から「バラージの青い石」を盗もうとしたが、E.G.I.S.に妨害された上に、レギオノイド ダダ・カスタマイズと共にタイガに倒された。
ピリカはE.G.I.S.社の副社長に就任した。
マグマ星人(個人名不明)はホマレを庇って負傷した。
異星人が優幸からタイガスパークを奪おうとした理由は、その転売で地球からの脱出に必要な費用を稼ぐためである(怒りを通り越して呆れ)。
E.G.I.S.社社員を救うNGHはまさに熱い。もっとも、陸(ジード)は生い立ち故、当初は敵と誤解されたが。
タイガは落ち込んでいるときには、虚勢を張る。
陸は毒父であるベリアルと戦ったことがあるからな…。
活海と勇海はトレギアを倒せなかったことを悔やんでいた。
タイガ、タイタス、および、フーマは自力で実体化できるようになった。
トレギアは当初地球人を舐めていたが、後に「混沌としている存在」として高く評価するようになった。
トレギアはゴロサンダー達怪獣軍団を召喚したが、NGH最強形態に倒された。何せ、グリージョ(朝陽)が加勢したわけだし。
タイガ トライストリウムはタイガ・ダイナマイトを使って、タロウからグリムドを追い出した。その結果、前者は後者に認められた。
トレギアはグリムドに取り込まれることで、全てを超えた「混沌」になった。一方、タイガはNGHと合体して、レイガになった。
レイガはグリムドを倒した。
タイガ、タイタス、および、フーマは優幸と別れることになった。
エンディングは『ウルトラマンタイガ』の名場面集である。

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