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東京消防庁の救急車:日本医学会総会2023東京 博覧会 企業等展示 08

2023年04月22日、私は東京国際フォーラムを訪れ、一般客として、日本医学会総会 2023 東京 博覧会(以下2023博覧会)に参加した([1])。

2023博覧会で、東京消防庁は救急車を丸の内仲通りで展示した(図08.01,[2])。

図08.01.東京消防庁の救急車。

また、装備品(図08.02)と自動式心マッサージ器(図08.03)も展示した。

図08.02.装備品。 時計回りに、サブストレッチャー(緑色)、救命セットかばん(青色)、自動体外式除細動器(橙色)、スクープ ストレッチャー(黄色)、および、バックボード(スクープ ストレッチャーの下にある橙色のボード)。
サブストレッチャー:傷病者を搬送する担架で「平」にも「坐位」にも変形できる(写真は坐位の状態)。
救命セットかばん:気管チューブ、アドレナリン、および、点滴等の救命処置に必要な資器材を収納している。 自動体外式除細動器:心肺停止状態(VF/VT)の傷病者へ電気ショックを実施する機械で、心電図を測定することもできる。
スクープ ストレッチャー:全身固定に使用する資器材で、結合部から左右に割れるような構造になっているのが特徴である。頚髄損傷等の安静が必要な傷病者に対し、倒れている傷病者を左右から挟み込むことで、動揺を抑えた固定ができる資器材である。
バックボード:全身固定に使用する資器材である。一枚板の状態なので、滑ることを活用して、自動車の下から傷病者を救助する時などに使用している。
図08.03.自動式心マッサージ器と救急訓練人形。

この展示から、東京消防庁が東京都の救急の一翼を担っていることを改めて痛感した。



参考文献

[1] 第31回日本医学会総会2023東京 展示事務局.“第31回日本医学会総会 博覧会 ホームページ”.https://tsunagu-iryo.jp/minna-expo/,(参照2024年08月09日).

[2] 特定非営利活動法人 大丸有エリアマネジメント協会.“「第31回日本医学会総会 2023東京 博覧会”.DMO東京丸の内 ホームページ.REPORT.2023年10月27日.https://tokyo-marunouchi.jp/dmo_wp_YfehP9/wp-content/uploads/2023/10/3d91bdbf0167004724569a615859bd28.pdf,(参照2024年08月14日).

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