ウルトラマンブレーザー 第05話「山が吠える」

本話の舞台は、秋田県市之字村(以下同村)霧野山演習場(以下同演習場)である。平野(?)、井村(?)、および、酒井(?)は同演習場の職員である。

同村は日本酒で有名な農村で、杏梨の故郷である。

輝明(実家は農家)の故郷はブドウで有名である。ちなみに、演者は北海道出身だが、ブドウは北海道の果樹で最も栽培面積が多く、かつ、国内最大栽培面積(全国の約37%)を誇る作物である。また、北海道はワイン用などの加工用ブドウ栽培が盛んである([1])。

それにしても、特撮番組でお国自慢ネタや地方ネタが披露されることは非常に珍しい。

本話の内容は「うっかり怪獣の封印を解いたせいで、トラブルが生じる」回である。元はと言えば、ドルゴを封印している祠(要は頭頂部のツボを押す鍼)を壊しただけでなく、メガショットを設置した同演習場職員が悪い。

GGFが開発し同演習場で使用したメガショットは結局、ガンカタをするアースガロン(結構表情が豊かである)の引き立て役になってしまった。

ミズホ(瑞穂?、実家は地元の神社)は本話のヒロインである。

珍しく、恵美は基地で留守番を務めたが、ドルゴの封印に貢献した。

ドルゴは頭頂部のツボに鍼を押されると、仮死状態に近い状態で休眠する。

時代の流れとはいえ、GGF職員は、昭和ウルトラシリーズ防衛チームと比べて、物分かりが非常に良い。



参考文献

[1] 国土交通省 北海道開発局.“P37-38 ぶどう”.国土交通省 北海道開発局 トップページ.開発調査課.食料・農業関連情報.ダウンロードコーナー.北海道の農産物食材カタログ.https://www.hkd.mlit.go.jp/ky/ki/chousa/foodscatalog_20.pdf,(参照2023年08月05日).

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