グリッドマン ユニバース

『電光超人グリッドマン』が武史を、『SSSS.GRIDMAN』がアカネを救う物語であると同様に、本作はグリッドマンを救う物語である。
グリッドマンはアレクシス・ケリヴを捕まえたとき、裕太に負い目を感じていた。そこを、マッド オリジンに付け込まれてしまった。
マッド オリジンはグリッドマンの体内に、様々な宇宙を取り込ませ、混沌を引き起こすことで力を吸収していた。その結果、『SSSS.GRIDMAN』と『SSSS.DYNAZENON』の世界が融合してしまった。
マッド オリジンの最終的な目的は、グリッドマンの独り占めである。なお、マッド オリジンは自我を持つ生物ではなく、自然現象に近い。ちなみに、マッド オリジン配下の怪獣はいわば「グリッドマンの影」である。
本作は裕太と六花(1人暮らしの兄がいる)のラブ ストーリーである。最終的に前者は後者に告白できた。
ツツジ台高等学校学園祭での2年B組演劇の演題は、『グリッドマン物語』(仮、『SSSS.GRIDMAN』)→『グリッドマン超物語』(仮、『SSSS.DYNAZENON』)→『グリッドマン ユニバース』と変更された。当然、内容も変更された。演劇やTV番組などにおける脚本の変更はよくあるからね。
本作は『電光超人グリッドマン』関連の小ネタが多い。
ガウマは新世紀中学生の新メンバーとなり、レックスと名乗っている。なお、彼はひめ(デパートの店員に転生)と再会できたでなく、励まされた。
2代目(アノシラス)は空中戦艦と合体して、サウンドラスに変身できる。
バイク乗りの青年の正体は、直人と思われる。
グリッドマン達対マッド オリジン達の戦いは総力戦に相応しく、非常に見応えがあった。そして、それらは観客をハラハラさせるものであった。ローグ カイゼル グリッドマンとフルパワー グリッドナイトはその象徴でもある。
アカネは現実世界から、アレクシス・ケリヴと共に、裕太達と共闘した。なお、彼女は3人の同級生と共に、河原でごみを拾っていた。
アレクシス・ケリヴは一旦死んだとはいえ、復活が示唆される。
マッド オリジンの死により、様々な宇宙は元の状態に戻った。

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