ニチアサ 2021年03月14日 まとめ
1.ワールドトリガー 第09(通算82)話「隊長」
通常、遠征に近界民の同行はあり得ない。
しかし、修はヒュースの玉狛第2への入隊を申し出た。理由は、ヒュースは玉狛第2の戦力としてだけでなく、近界における現地ガイドとしても有用なため、エネドラ(エネドラッド)とレプリカからの情報は近界への道案内としては役に立っても、近界各国の国内情報源にはならない(当然、ヒュースは各国の国内事情を知っている)ため、そして、ヒュースはアフトクラトルに帰国するまでは、ボーダーに協力せざるを得ないためである。
上記の修の提案に、唐沢、忍田、および、林道は賛成し、鬼怒田は反対した。最終的に、城戸は千佳を遠征艇の留守番兼機関員として採用する条件で、修の申し出を受け入れた。千佳は城戸からの提案を受け入れ、かつ、玉狛第2の一員として遠征に参加することを宣言した。ちなみに、修は根付から交渉術を学んだ。
遠征部隊の訓練・研修期間が長く設定され、かつ、その選抜試験の日程が早くなったことで、ランク1、2位のB級チームでも遠征に参加できるようになった。当然、玉狛第2は最低でも2位に昇格する必要がある。
生駒隊と王子隊が登場した。前者は南沢海以外は関西出身である。後者は市街地Aで戦うことを決めた。
2.トロピカル~ジュ!プリキュア 第03話「自分を信じて! キュートいっぱい!キュアコーラル!」
オープニングは通常仕様だが、放送前と放送後に『映画 ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』のCMが放送された。
エンディングは『映画 トロピカル~ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ♡ダンスパーティ!』仕様である。
本作のプリキュアの衣装のモチーフは、ドレスと水兵服である。
さんごは本来、ブサかわ系のもの(まなつと同様)やシックなものを好むがゆえ、美的感覚などが周囲と異なることに劣等感を抱いていた。それ故、周囲の人と同調することしかできなかった。しかし、まなつやローラと出会うことで、自分の好みを堂々と言える勇気に目覚め、ついには、キュアコーラルに初めて変身した。もしかして、ポップ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』が彼女の元ネタの1つ?
いっそのこと、まなつは北条響『スイートプリキュア♪』と同様、部活の助っ人の徹した方がいいんじゃね?だって、両者とも身体能力が高いわけだし。
ショッピング・モール(元ネタはイオン那覇店?)にはファンシー・ショップ「DokiDoki Happiness」があるが、これは過去作のパロディーである。
あおぞら市が村社会であることはよくわかる。実際、ショッピング・モールで、桜川咲がまなつ達とばったり出会ったわけだし。
チョンギーレが作ったゴミ箱ヤラネーダ(素体は公園のごみ箱)の空き缶ミサイルとごみ袋砲弾はお約束である。
3.仮面ライダーセイバー/聖刃 第26章「深き闇、剣と共に。」
ユーリによると、かつて1人の女性が2つの世界(現実世界とワンダー・ワールド)を繋げ、5人の人間がワンダー・ワールドに降り立ったとのことである。
上記の5人が、初代マスター・ロゴス(ソード・オブ・ロゴスの創設者)、ビクトール(後のタッセル、ワンダー・ワールドの守護者)、ならびに、ストリウス、ズオス、および、レジエル(要は後のメギド一味)である。
後のメギド一味が造反したことで、ソード・オブ・ロゴスとメギド一味の戦いが始まったわけである。この経緯は『獣拳戦隊ゲキレンジャー』における七拳聖対三拳魔の対立に近い。
闇黒剣月闇は光の剣が悪用された時の「安全装置」として作られた。その意味では、キャプテンシャーク『黄金勇者ゴルドラン』と同様である。
賢人は闇黒剣月闇により闇の世界に入った時点で、ソード・オブ・ロゴスが勝とうが負けようが、世界が滅びることを知った。そこで、賢人はカリバーとして、自分を犠牲にしても他者を巻き込まずに世界を救うために、全ての聖剣を封印することにした。この時の彼の思考は、木野薫『仮面ライダーアギト』や花家大我『仮面ライダーエグゼイド』のそれらと同じである。実際、彼は音銃剣錫音を封印した。さて、蓮はどう動く?
この結果、マスター・ロゴスにとって、賢人は邪魔者になった。実際、マスター・ロゴスは全知全能の書を手に入れ、その力で世界を作り替えようとしているわけだし。
玲花は倫太郎を連れて撤収した。
対カリバー(賢人)戦で、セイバー・プリミティブ・ドラゴン(飛羽真)はスプリンクラーの水で濡れていたが、これが飛羽真の涙に見えた…。なお、彼はこの時少年の幻影を見たことで、正気を保ったまま元の姿に戻れた。
4.機界戦隊ゼンカイジャー 第02カイ「ガオな野獣がごやっかい!」
本話は『リングにかけろ』のパロディーを含む。
キノコトジルギアには「キノコトピア」が封印されていたが、イジルデがクダックにキノコトジルギアを埋め込むことで、キノコワルドを作った。
キノコワルドは大量の胞子を街中に散布することで、街だけでなく、住民にもキノコを生やした。なお、このキノコは毒胞子を散布するので非常に厄介である。
ガオーンは同族嫌悪ゆえ、地球上の生物を好む。彼は当初戦う気はなかったが、キノコワルド、引いてはトジデント朝から地球上の生物を守るために、ゼンカイジャーのメンバーになった。余談だが、彼は三雲修『ワールドトリガー』とも仲良くなれるのかもしれない(声優ネタ)。
ジュランとガオーンの仲は良くない。実際、ゼンカイオー・ジュラガオーンに合体したときでも、一旦分離したわけだし。しかも、両者は合体時にキスをするわけだし(薄い本ができかねない)w。
本話で、大戦隊ゴーグルファイブ(リボン縄跳びは意外と楽しい)と忍風戦隊ハリケンジャーの力が使用された。
キノコワルドは倒されることで、クダイテストをダイキノコワルドに変える。
ダイキノコワルドはゼンカイオー・ジュラガオーンに倒された時、「全界合体!ジュラガオーン」(70年代のノリである)が事実上のエンディング・テーマ兼処刑ソングになった。
キノコトピアは解放された。
5.映画 ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!
アバンはキュアグレースとラビリンによる映画鑑賞マナーの紹介。
本作は『ヒーリングっど♥プリキュア』東京編である。本来ならTV本編のサイド・ストーリーになるはずであったが、結果的にTV本編の後日譚になってしまった。そのせいで、本作が秋の出来事なのか、春の出来事なのかが分からない。
本作は『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』の要素を含む、『仮面ライダーウィザード』テレビ本編の女児向け版と言ったところである。
はっきり言って、以下のように見えた。
サレナ:立場は笛木奏のそれ。2007年に生じた災害(元ネタは渋谷温泉施設爆発事故と思われる)により娘を失う。その後、奇跡の花園でカグヤと出会い、娘として育てる。そして、カグヤがそう長くは生きられないこと、および、彼女の寿命を延ばすためには奇跡の花の力が必要であることを知る。カグヤの能力を利用しつつも、彼女が長生きできるように、ゆめアールシステム(以下同システム)を開発した。同システムを使って利用者から夢の蕾のエネルギー回収するだけでなく、ナノビョーゲンからエゴエゴを作り、それを使って利用者から直接夢の蕾を回収した。それどころか、プリキュア5GoGoだけでなく、東京都民から夢の蕾を強引に回収しようとした。夢の蕾を使うことで、奇跡の花の開花に成功したが、奇跡の花をエゴエゴに奪われた。笛木と異なり、最終的には生き残った。
カグヤ:立場はコヨミのそれ。コヨミと異なり、奇跡の花の精霊である。サレナが自分を愛していることを理解しているとはいえ、彼女の暴走を恐れていた。それ故、のどかに東京から出るよう忠告した。その後、エゴエゴに取り込まれるが、カグヤグレースフォーム(のどか)により救われる。最終的に、常人(?)として生き残り、無事誕生日を迎える。
奇跡の花:要は賢者の石。奇跡の花園にあるが、サレナは人道に反してまでも、その開花を試みた。サレナは開花に成功したが、エゴエゴに奪われ、強化用に利用された。しかし、ヒーリングっど♥プリキュア ヒーリングパートナーカルテットとプリキュア5GoGoはその回収に成功した。そして、カグヤは奇跡の花の力を使って、夢の蕾を元の持ち主に返した。
エゴエゴ:生い立ちはカーバンクルで、性格はソラ(グレムリン)。ナノビョーゲンから生み出された遺伝子組み換え生物。サレナの手足として、同システムの利用者から夢の蕾を奪ってきた。しかし、サレナに造反しただけでなく、奇跡の花を取り込んで巨大化した。ヒーリングっど♥プリキュア ヒーリングパートナーカルテットとプリキュア5GoGoに倒されたが、カグヤを取り込んで、再強化に成功。しかし、結局、ドリームキュアグレースにより浄化され、改心する。もしかして、エゴエゴは腫瘍溶解性ウイルス(第一三共株式会社のテセルパツレブ)やウイルス・ベクター・ワクチン(アストラゼネカ株式会社のCOVID-19 Vaccine AstraZeneca)などの遺伝子組み換えウイルスの暗喩?考えようによっては、人間の方がビョーゲンズよりも恐ろしいわけで。
ゆめアールシステム:要は『名探偵コナン ベイカー街の亡霊』での仮想体感ゲーム機「コクーン」。「コクーン」の場合は利用者がその中に乗り込む必要がある一方、同システムはゆめペンダントを利用するだけでアクセスできる。同システムは大量のデータを利用する。ゆめペンダントは利用者の夢の蕾に反応して稼働する。
のどかとプリキュア5GoGoは特別な夢の蕾の持ち主故、サレナに狙われた。実際、後者はサレナに拉致された。なお、サレナも特別な夢の蕾の持ち主であった。
ヒーリングっど♥プリキュア ヒーリングパートナーカルテットでは、ペギタンフォンテーヌにおけるペンギンの要素とラテアースにおける犬(アフガンハウンド)の要素がどこにあるのか分からないw。
ドリームキュアグレースはユニット名だが、各人の名称はドリームキュアグレース (ドリームまたはグレース)になるのだろうか。
キュアグレース カグヤフォームは生命救助(カグヤの救助)のためだけに使用された、変身ヒーロー/ヒロインでは極めて珍しい形態である。
キュアドリーム以外のプリキュア5GoGoは単なる戦闘要員である。そういえば、プリキュア5GoGoは作中では変身したままであったが、変身前はどうなっているのかな。もしかしたら、12年分成長・加齢しているのかもしれない。
キュアグレースのアバンストラッシュは珍しい。
ちゆは国立競技場でハイジャンプをしたが、着地マットがないにもかかわらず、できたものだねぇ(呆れ)。
やすこはのどか達4人の引率役。のどか達3人は未成年だし、アスミは世事に疎すぎるわけだし。
にこるん達やリラックマ達はただの賑やかし。
ブンビーがしっかり生き残っていることは嬉しいね。
そういえば、サレナはセーラー戦士(『美少女戦士セーラームーン』シリーズ、1992~1997)とは同年代だよね。そういえば、声は海王みちるのそれに似ているし。
6.映画トロピカル~ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ♡ダンスパーティ!
まなつとローラは間抜けである。なお、後者は水中、特に海では非常に役に立つ。
飛行機ヤラネーダ(パイロットが本体)はともかく、海賊船ヤラネーダは只のやられ役。
キュアサマー達はキュアグレース達と共に踊ることができた。なお、ダンスシーンは『ヒーリングっど♥プリキュア』と『トロピカル~ジュ!プリキュア』のエンディングの流用である。