るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第二十八話「野心家の肖像」
三島栄次の兄である栄一郎は明治政府の密偵であり、一の部下であった。
一は明治政府の政治家を含む普通の人々の弱さと卑屈さに呆れている。
ぶっきらぼうな一を剣心はフォローしている。
志々雄の理想は、弱肉強食に基づく典型的な恐怖政治である。はっきり言って、彼は政治に向いていない。
志々雄一派が新月村を統治した理由は、東海地方制圧の軍事拠点にするため、および、温泉を占有するためである。
尖角(兜を被っている)は剣心に龍翔閃を出させるために、志々雄に利用されたわけである。
尖角の技である串刺し頭突きは、原作では未登場に終わったが、本作では「尖角流人間弩弓」として披露された。