大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE
『ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE』で本作を見ようとした。しかし、私は時間を効率的に使うため、敢えて近所のレンタルビデオ店で本作を借り視聴した。
本作は、冒頭のウルトラマンメビウス対ベムラー戦、クライマックス前のウルトラマン+セブン+メビウス+レイ+ゴモラ+リトラ対ベリアル+怪獣軍団(この中に岡村隆史(以下敬称略)が演じたプレッシャー星人がいた)戦、そして、ウルトラマンゼロ+ウルトラマン+メビウス+ダイナ+レイ+ゴモラ+リトラ対ベリュドラ戦等の戦闘シーンを楽しむ作品である。
セブンが妻(この時ゼロを身ごもっていた)と別れた理由は一体?なお、セブン(ダン)がアンヌに惚れた理由は、アンヌが妻に似ていたためと思われる。これってベタすぎるわな…。
セブンがゼロをレオに預けたのは、セブンにとってレオが最も信頼できる人であるためである。また、そうすることで、レオはセブンに恩を返すことができるためでもある。
ゼロは岩塊に潰されそうになるピグモンを救ったことでレオに認められ、修行を達成することができた。このシーンは王道だね。
ベリアルによって暴走したレイが日向船長により正気を取り戻した後、ネオバトルナイザーを使用してギガバトルナイザーを乗っ取ることで、ベリュドラを構成する怪獣を暴走させるシーンも燃えるね。
本作で、ウルトラに父の本名がケンで、母の本名がマリーであることが分かった。元ネタは、日産スカイライン1972年CM『ケンとメリーのスカイライン』である。
ハヤタ(ウルトラマン)とダン(セブン)が非常にいい味を出している。なお、ハヤタとダンの変身シーンが「静」ならば、ミライ(メビウス)の変身シーンは「動」である。
ミライは髭を剃った方がよいぞw。なお、彼はウルトラの星の歴史をレイ(や視聴者等)に紹介した。
レイと日向船長以外のスペースペンドラゴンのクルーもしっかり活躍しており、「その他大勢」にならずに済んだ。
本作では、セブンのカプセル怪獣の中で最も目立たないアギラが大活躍した。
長谷川理恵と小泉純一郎の演技が微妙である(苦笑)。その一方で、宮迫博之や蝶野正洋の演技は結構巧い。
ベリアルは非常に強く、ゾフィーでさえも苦戦を強いられた。当然、パワード、スコット、チャック、及び、ベスは只のやられ役(泣)。
ザラブ星人はベリアルを脱獄させたが、逆に殺された(泣)。
ゼットン星人とナースは、ダイナ(アスカ)を引き立たせるためのやられ役w。
本作がゼロとベリアルとの因縁の始まりである。