ウルトラマンZ 第18話「2020年の再挑戦」

本話は『ウルトラQ』第19話「2020年の挑戦」(以下同話)の続編である。実際、小説「2020年の挑戦」(神田昆著)が登場したわけだし。
本記事では、同話で登場したケムール人をケムール人1号、本話で登場した者をケムール人2号と呼ぶ。
1号は万城目淳、江戸川由利子、および、警官隊によって倒された。
1966年、2号はカオリ(演.宇田川かをり、以下敬称略)との合成手術に失敗し、2 つの人格を持つことになった。2号は1号の仕事を引き継ぐことになった。
宇田川かをりの起用は結果的に、同話に登場した宇田川警部のオマージュになったわけである。
ケムール人が使用した消去エネルギー源はナノマシンと思われる。なお、人間だけでなくパゴスもそれによる被害を受けた(当然彼らは無事解放・救出された)。
2号による消去エネルギー源散布作戦はどう見ても、トラロック『仮面ライダーアマゾンズ』である。
ベリアロクは2号から、カオリを分離・救出できた。
カオリはその後どうなるのだろう。戸籍が残っていれば何とかなるだろうが、それでも54年間と言う空白の期間は余りにも長すぎるわけで。家族や友人の多数は鬼籍に入る者が多いわけだし…。親戚が引き取るにしても、周囲との世代間のずれが大きいわけだし。

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