「ウルトラセブン 放送開始50年記念 ~モロボシ・ダンの名をかりて~」訪問記

2017年04月30日、私は京都髙島屋で「ウルトラセブン 放送開始50年記念 ~モロボシ・ダンの名をかりて~」(以下同イベント)を見た(図01,1)。

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図01.「ウルトラセブン 放送開始50年記念 ~モロボシ・ダンの名をかりて~」 入口。
モロボシ・ダン(向かって左)と友里アンヌ(向かって右)のスタンドポップがブラウン管テレビ型スタンドポップの後ろに立たせることで、1967~1968年と言う時代を感じさせる。

同イベントを介して、『ウルトラセブン』(以下同作)は現在でも愛されていることを改めて思い知らされた。実際、同作が特撮の歴史に残している足跡は余りにも大きく(図02)、現在のウルトラシリーズや他の特撮作品に大きな影響を及ぼしている(図03,04)。

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図02.第08話「狙われた街」の一部の再現。
ウルトラセブン(向かって左)がメトロン星人(向かって右)と対峙している。
ヒーロー番組では通常、前者の様な主人公キャラクターが向かって右に位置する。しかし、本話では、実相寺昭雄監督による演出のせいか向かって左側に立っている。

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図03.ウルトラマンレオ対マグマ星人。

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図04.ウルトラセブンとウルトラマンゼロ。

特に、実相寺昭雄監督は特に『ウルトラマン』や同作を介して、ウルトラシリーズに大きな影響を与えたことを改めて思い知らされた(図02)。

同イベントでは、殆どの等身大フィギュアやミニチュアは撮影不可であったが、それでもこれらの模型類を眺め楽しむことができた。これらの模型類から、同作に登場した怪獣や兵器類のデザインは現在でも鮮烈であり、後の『ウルトラマンジード』や『ウルトラマンZ』などのウルトラシリーズに影響を及ぼしていることも改めて思い知らされた。

同イベントに私は感謝している。また、同イベントには訪れる価値があると考えている。

参考文献
1 株式会社 円谷プロダクション.“特別記念展 ウルトラセブン 放送開始50年記念 ~モロボシ・ダンの名をかりて~”.円谷ステーション ホームページ.遊びに行く.イベント.ピックアップイベント.http://m-78.jp/seven-dan/,(参照2020年09月10日).

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