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「超勇者展2大阪 前期」鑑賞記:『勇者エクスカイザー』~『勇者特急マイトガイン』編

2022年05月04日、私は「超勇者展2大阪 前期」(以下「前期」)に一般客として参加した(図01,02,[1])。

図01.ポスター「超勇者展2大阪」。
図02.歴代勇者1号ロボットのフォトスポット。

勇者シリーズは、株式会社 サンライズ(現.株式会社 バンダイナムコフィルムワークス)、名古屋テレビ放送株式会社、および、株式会社 東急エージェンシーにより、1990~1998年まで制作・放送された一連のロボットアニメ作品の総称である([2])。

「前期」では、TVアニメである『勇者エクスカイザー』~『勇者特急マイトガイン』のメイン キャラクター・メカニックのイラスト(図03,05)、企画書とメイキング イラスト(図04)、ならびに、児童誌スクラップ(図06)が展示された。

図03.『勇者エクスカイザー』のメイン キャラクター。
図04.向かって左から、『太陽の勇者ファイバード』の企画書、火鳥勇太郎 メイキング、および、ファイバード/武装ファイバード メイキング①。
図05.『伝説の勇者ダ・ガーン』のメイン キャラクター・メカニック。
図06.『勇者特急マイトガイン』の児童誌スクラップ。

また、『勇者聖戦バーンガーン』のメイン キャラクター・メカニックのイラスト(図07)とバーンガーン 初期デザイン(図08)も展示された。 

図07.『勇者聖戦バーンガーン』のメイン キャラクター・メカニック。

 

図08.バーンガーン 初期デザイン。

そして、「勇者おもちゃ博物館」では、「勇者シリーズ」のメイン メカニックデザイナーである大河原邦男(以下敬称略)のプロフィールとエクスカイザーのイラスト(図09)、開発図面(図10)、玩具開発用木型(図11)、社内資料(図12,13)、および、玩具が展示されていた(図14,15)。

図09.向かって左から、大河原邦男のプロフィールとエクスカイザーのイラスト。
図10.ウルトラレイカー開発図面。
図11.STD 黄金獣合体 グレートゴルドラン 3倍木型。
図12.「勇者9」プラン1。
『勇者王ガオガイガー』に続く勇者シリーズ第9作における大枠のコンセプトが様々な形で検討されていた。このコンセプトは、1/1サイズの玩具が巨大ロボットになるというものである。
図13.「1/1」企画。
1/1というコンセプトをさらに突き進めることで、実用系ツールと玩具が合体してロボットになるというフォーマットが確立された。即ち、1/1サイズのツールから変形した小さなヒーローが、玩具箱のマシンと合体して巨大ヒーローになるというものである。なお、カメラと恐竜が合体することで、主役ロボットになる。
この資料を元にして、サンライズが『フォトグライザー』として番組企画を纏めることとなった。しかし、結局は実現しなかった。
図14.3段変形ダイノガイスト 塗装試作。
図15.『勇者司令ダグオン』~『勇者王ガオガイガー』の玩具。

なお、「超勇者展2大阪 後期」で、「超勇者展2大阪」の感想を述べる。



参考文献

[1] 墓場の画廊.“超勇者展2 ホームページ”.https://hakabanogarou.jp/brave/,(参照2022年05月14日).

[2] 株式会社 バンダイナムコフィルムワークス.“勇者Web ホームページ”.http://www.yusha.net/,(参照2022年05月14日).

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