量産型リコ-最後のプラモ女子の人生組み立て記- 最終話「小向家、解散!」
小向家は「湯遊パークといち」建設による立ち退きの件で、真っ二つに分かれていた。
しかし、一とアオの助言を得て、小向家は仁の形見であるBANDAI SPIRITS HGUC 1/144 ガンダムGP03 デンドロビウム(以下デンドロビウム)を組み立てることで、各人は本心を打ち明けた。
由里香が浩一郎の転職を応援したがっていること、および、香絵が浩一郎と由里香の身を案じていることが明らかになった。
璃子は家屋も家族を愛していることを公言できた。
そして、デンドロビウムのステイメンを仁の形見の1つである百式に換装することで、小向家は1つになれた。その後、第48回家族会議で、小向家は全会一致で立ち退きに賛成した。
最終的に、璃子(家督を相続したようである)と侑美は東京に戻った。
矢島模型店も都会に引っ越そうとしている。