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八千代市薬剤師会のモバイル ファーマシー:日本医学会総会2023東京 博覧会 企業等展示 07

2023年04月22日、私は東京国際フォーラムを訪れ、一般客として、日本医学会総会 2023 東京 博覧会(以下2023博覧会)に参加した([1])。

2023博覧会で、八千代市薬剤師会はモバイル ファーマシーを、東京国際フォーラムの地上広場で展示した。

八千代市薬剤師会は市単位の薬剤師会としては全国で初めてモバイル ファーマシーを導入した。

その目的は、ライフ ラインが寸断され、薬局も機能を停止して医薬品の供給体制が滞るような大規模災害に見舞われた被災地に出動して、医療用医薬品を必要とする被災者に、自立的に災害対策用の医薬品を調剤して提供することができる体制を整備するためである。

通常の車両性能にキャンピングカーの居住性を備えており、調剤に必要な電子天秤、自動分包機、水剤調剤台、および、コンピュータ、ならびに、これらに電源を供給するバッテリーや発電機などを搭載している(図07.01,図07.02,[2][3])。

図07.01.八千代市薬剤師会のモバイル ファーマシー。
図07.02.自動分包機。

八千代市薬剤師会が市単位の薬剤師会としては全国で初めてモバイル ファーマシーを導入したことには、驚いた。

日本は自然災害大国なので、地方自治体レベルでのモバイル ファーマシーの普及を大いに期待する。



参考文献

[1] 第31回日本医学会総会2023東京 展示事務局.“第31回日本医学会総会 博覧会 ホームページ”.https://tsunagu-iryo.jp/minna-expo/,(参照2024年08月09日).

[2] 一般社団法人 八千代市薬剤師会.“八千代市薬剤師会 ホームページ”.https://yachiyaku.or.jp/,(参照2024年08月14日).

[3] エスト株式会社.“日本医学会総会にて千葉県八千代市薬剤師会のモバイル ファーマシーが展示されています[2023年4月20日〜23日]”.エスト トップページ.お知らせ.2023年04月21日.https://est-jp.com/2023/04/21/pr-20230421/,(参照2024年08月14日).

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