DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 第44話「氷河に消えた勇者」
ダイは氷山に閉じ込められたが、ダイの剣のおかげで氷漬けにならずに済んだ(要は、秋田県横手市のかまくらにおける雪室みたいなもの)。
ポップはキルバーンの挑発に乗らずに、パプニカへの一時帰還を決めた。
ポップは危機一髪のところを、クロコダインとガルーダに救出された。
クロコダインもヒュンケルも気配りができる。
ポップは遥かに逞しくなった。しかし、魔法の聖水をマリンから貰うためとはいえ、不本意ながらも彼女のスカートを脱がしてしまう経緯が、まさに彼らしい。
クルテマッカVII世はダイの安否を気遣っている。彼は本来、素直な人物である。
バーンは本来ハドラーを高く評価している。しかも、超魔生物になった彼を更に高く評価した。だからこそ、前者は後者に素顔を見せただけでなく、オリハルコン製のチェスの駒(ハドラー親衛騎団の素体)を与えた。たとえ、前者にとって、後者は使い捨ての道具だとしてもね。
バーンはミストバーンを改めて信頼した。
ザボエラは冷遇されたが、この件が「身から出た錆」であることに気付かないのが彼の致命的な欠点である。彼は自分にとって有利に事を進めるのなら、他の軍団長に好かれるよう謙虚に振舞うべきであった。