ウルトラマンブレーザー 第25話「地球を抱くものたち」

V99の正体は、とある惑星の移民船団の1つで、地球侵略の意図はなかった。
しかし、1999年、土橋が率いるGGF迎撃部隊はV99を侵略者と見做し、攻撃した。地球は侵略異星人(例.カナン星人)の攻撃を受けてきたから、土橋がそう考えることは仕方がないか…。
GGFがV99の残骸を調べた結果、兵器は見つからなかった。しかし、2020年、V99で使用された技術に基づいて、蒼辺樹を中心とする研究グループは、第66実験室でワームホール発生装置の復元に携わっていた。また、別の研究グループはアースガロンを開発した。
上記の件までは、土橋の言動は真っ当に評価できた。
しかし、第66実験室でワームホール発生装置の事故を隠蔽したこと、V99の遺産の独占を目論んだこと、そして、GGF全体にV99の正体が移民であることを隠蔽しようとしたことで、土橋は単なる老害に成り下がった。
というか、土橋が定年退職した時点で、彼の影響力を排除できなかったGGFが悪い。彼が恵美に対して負けを認めたことが救いとはいえ…。
上記の事故により、弦人がブレーザー(一人称は「俺」)と出会えたことは、奇跡としか言いようがない。
烈こそが本話の真の主役である。彼は恵美を救出し、かつ、樹のノートを恵美に渡したことで、最終的に、地球を攻撃しようとしているV99の同胞に対して自分達には敵意がないことを示し、撤退させた。このとき、アースガロンはV99の同胞に対する通信手段として利用された。なお、ヴァラロン排除後、烈は復職したようである。
バザンガ、ゲバルガ、および、ヴァラロンは、V99の同胞による報復兵器である。
結局、ヴァラロンは特定外来生物として、ブレーザーとアースガロンによって倒された。また、その爆弾は地球怪獣の餌となった。
対ヴァラロン戦で、ブレーザーは弦人だけでなく、その妻子と絆を結ぶことができた。そして、これが勝利に繋がった。
結局、ブレーザーの正体は分からなかった。一方、弦人は日常に戻った。

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