ウルトラマンZ 第20話「想い、その先に」
本話で、照れ屋だが実直な性格である小次郎(漢字はこれで合っているよね?)もまた遥輝達と同様、「命を守るために戦っている」ことが強調された。
STORAGEは通常「命を守るために戦っている」とはいえ、通常怪獣の命よりも、人間の命を優先せざるを得ない(その結果、怪獣の命が犠牲になる)。しかし、本話では、怪獣であるM1号の命も守られた。はっきり言って、STORAGEは本話で「大金星を上げた」わけである。
小次郎の娘である瑠璃は再生医療の一環として、M1号を作った。前者は後者を家族として扱っている。一方、倉田はある組織の一員として、国立生物科学研究所に潜入し、M1号の細胞を入手しようとした。
はっきり言って、本話における最大の犠牲者はM1号である。
正太は本話における最大の苦労人である。栗山長官の命令を受け入れる一方で、瑠璃や遥輝達現場の隊員にも気を配っていたわけだし。
M1号の気を引くために太鼓を叩く整備班は妙に男臭いし、M1号と一緒に踊るウインダムとキングジョーが妙におかしい。
M1号は電気エネルギーで巨大化するが、瑠璃が開発し、小次郎が投与した細胞分裂逆進剤で元の大きさに戻った。