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国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency:JAXA):日本医学会総会2023東京 博覧会 企業等展示 05

2023年04月22日、私は東京国際フォーラムを訪れ、一般客として、日本医学会総会 2023 東京 博覧会(以下2023博覧会)に参加した([1])。

2023博覧会で、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(Japan Aerospace Exploration Agency:JAXA)は、国際宇宙ステーション(International Space Station:ISS)の模型を展示した(図05.01,[2])。

図05.01.国際宇宙ステーション(International Space Station:ISS)(縮尺1/300)。


「「きぼう」での小動物飼育ミッション」([3],[4])と「微小重力環境を利用した高品質タンパク質結晶生成実験」([5],[6])を紹介した(図05.02)。

図05.02.向かって左から、「「きぼう」での小動物飼育ミッション」と「微小重力環境を利用した高品質タンパク質結晶生成実験」。


「国際宇宙探査」([7],[8],[9])と「宇宙飛行士の主治医“フライト サージャン”」([10])を紹介した(図05.03)。

図05.03.向かって左から、「国際宇宙探査」と「宇宙飛行士の主治医“フライト サージャン”」。


そして、宇宙日本食を展示した(図05.04,[11])。

(a)向かって左から、日清スペース チキン ラーメンとスペース日清焼そばU.F.O.。
(b)向かって左から、日清スペース キーマ カレーメシと日清スペース ハヤシメシ。
(c)上:向かって左から、白飯、おにぎり 鮭、日清スペース カップヌードル カレー、赤飯、スペースからあげクン、および、山菜おこわ。
下:向かって左から、サバ醤油味付け缶詰、日清スペース シーフード ヌードル、日清スペース カップヌードル カレー、山菜おこわ、および、日清スペース カップヌードル。
図05.04.宇宙日本食。


なお、健康未来EXPO 2019([12])でも、「宇宙の医学」(図05.05)で、JAXAは宇宙医学を紹介した。「宇宙医学」は、宇宙の環境が健康にどのような影響があるかを研究して、健康に影響を引き起こすメカニズムをつきとめ、対策を生み出す学問である。その目的は、宇宙の環境で受ける健康影響を最小限に抑える努力を行って宇宙での人の健康と体力を維持することである。宇宙飛行士の健康管理や健康維持のために開発された技術や蓄積された知見は、宇宙での生活や活動に関する問題を解決するだけでなく、地上で暮らす人々のための医学に役立つものもある([13])。

また、宇宙服(図05.06,[14])、ならびに、H3ロケット(図05.07,[15])、「きぼう」日本実験棟(図05.08,[16])、および、ISS(図05.08,2)の模型を展示した。

図05.05.「宇宙の医学」。撮影日:2019年04月05日。
図05.06.宇宙服。撮影日:2019年04月05日。
図05.07.H3ロケット。撮影日:2019年04月05日。
図05.08.向かって左から、「きぼう」日本実験棟(縮尺1/50)と国際宇宙ステーション(International Space Station:ISS)(縮尺1/300)。撮影日:2019年04月05日。


そして、宇宙日本食(図05.09,11)を展示した。

図05.09.宇宙日本食。撮影日:2019年04月05日。
上:向かって左から、羊羹(栗)、しょうゆラーメン、黒飴、バランス栄養バー、サンマ蒲焼き、および、プルーン。
下:向かって左から、イオン ドリンク、レトルト ビーフカレー、キシリトール ガム、おにぎり 鮭、粉末緑茶、および、わかめスープ。

本記事を執筆することで、私はJAXAの研究、特に最新研究だけでなく、宇宙日本食の開発・改良も知ることができた。

その意味では、私はJAXAに感謝している。




参考文献

[1] 第31回日本医学会総会2023東京 展示事務局.“第31回日本医学会総会 博覧会 ホームページ”.https://tsunagu-iryo.jp/minna-expo/,(参照2024年08月09日).

[2] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“国際宇宙ステーション(ISS)”.JAXA 有人宇宙技術部門 ホームページ.https://humans-in-space.jaxa.jp/iss/,(参照2024年08月12日).

[3] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“小動物飼育装置(MHU)”.JAXA 有人宇宙技術部門 ホームページ.企業・研究機関の皆様へ.「きぼう」利用のご案内.「きぼう」での実験.船内実験装置.https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/experiment/pm/mhu/,(参照2024年08月13日).

[4] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“小動物飼育装置(MHU)を使用した健康長寿研究支援プラットフォーム”.JAXA 「きぼう」利用のご案内 ホームページ.提供する実験サービス.2023年12月20日.https://humans-in-space.jaxa.jp/kibouser/provide/mhu/,(参照2024年08月13日).

[5] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“高品質タンパク質結晶生成実験(PCG)”.JAXA 「きぼう」利用のご案内 ホームページ.提供する実験サービス.https://humans-in-space.jaxa.jp/kibouser/provide/pcg/,(参照2024年08月13日).

[6] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“JAXA 高品質タンパク質結晶生成実験 ホームページ”.https://humans-in-space.jaxa.jp/protein/,(参照2024年08月13日).

[7] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“国際宇宙探査の取り組み”.JAXA 有人宇宙技術部門 ホームページ.https://humans-in-space.jaxa.jp/future/,(参照2024年08月13日).

[8] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“JAXA国際宇宙探査センター ホームページ”.https://www.exploration.jaxa.jp/index.html,(参照2024年08月13日).

[9] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“JAXA 宇宙探査イノベーション ハブ ホームページ”.https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/,(参照2024年08月13日).

[10] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“医学運用チームの構成”.JAXA 有人宇宙技術部門 ホームページ.企業・研究機関の皆様へ.宇宙医学.宇宙飛行士の健康管理運用.医学運用チーム.https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/med-in-space/healthcare/medops/team/,(参照2024年08月13日).

[11] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“宇宙日本食”.JAXA 有人宇宙技術部門 ホームページ.宇宙のくらし.宇宙で食べる.https://humans-in-space.jaxa.jp/life/food-in-space/japanese-food/,(参照2024年08月13日).

[12] 日本コンベンションサービス(JCS)株式会社.“4年に一度開催される「健康未来EXPO 2019」は、大盛況の中でフィナーレを迎えました”.JCS トップページ.ニュース.イベント&講演.2019年05月16日.https://www.convention.co.jp/news/detail/contents_type=15&id=541,(参照2024年08月13日).

[13] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“宇宙医学”.JAXA 有人宇宙技術部門 ホームページ.企業・研究機関の皆様へ.https://humans-in-space.jaxa.jp/biz-lab/med-in-space/,(参照2024年08月13日).

[14] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“宇宙服”.JAXA 有人宇宙技術部門 ホームページ.宇宙のくらし.宇宙で着る.https://humans-in-space.jaxa.jp/life/wear-in-space/spacesuit/,(参照2024年08月13日).

[15] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“H3ロケットとは”.JAXA 宇宙輸送技術部門 トップページ.https://www.rocket.jaxa.jp/rocket/h3/outline.html,(参照2024年08月13日).

[16] 国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA).“「きぼう」日本実験棟”.JAXA 有人宇宙技術部門 ホームページ.https://humans-in-space.jaxa.jp/kibo/,(参照2024年08月13日).

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