第1章 毒の世界へようこそ:「特別展「毒」」見聞録 その02
2023年04月27日、私は大阪市立自然史博物館を訪れ、一般客として、「特別展「毒」」(以下同展)に参加した([1],[2])。
同展「第1章 毒の世界へようこそ」([3])では、日常の中にある毒として、タマネギ、小麦粉、および、かびたパンなどが展示された(図02.01~06,[4]のp.12-14)。
上記の毒は神経毒、血液毒、および、細胞毒のいずれかに大別されるが、スギ花粉の様にアレルギー疾患を引き起こすものもある(図02.07)。
神経毒は正常な神経伝達(図02.10)を、血液毒は正常な止血(図02.11)を、そして、細胞毒は正常なタンパク質合成(図02.12)などを阻害する(4のp.15-18)。
なお、ウイルスは毒とされない(図02.13)。
「第1章 毒の世界へようこそ」から、毒は自然界に身近にあること、言い換えれば「自然=毒」であることを痛感した。
参考文献
[1] 独立行政法人 国立科学博物館,株式会社 読売新聞社,株式会社 フジテレビジョン.“特別展「毒」 ホームページ”.https://www.dokuten.jp/,(参照2023年05月09日).
[2] 関西テレビ放送株式会社.“特別展「毒」”.関西テレビ ホームページ.EVENT イベント情報.https://www.ktv.jp/event/dokuten/,(参照2023年05月09日).
[3] 独立行政法人 国立科学博物館,株式会社 読売新聞社,株式会社 フジテレビジョン.“第1章 毒の世界へようこそ”.特別展「毒」 ホームページ.展示構成.https://www.dokuten.jp/exhibition01.html,(参照2023年05月09日).
[4] 特別展「毒」公式図録,180 p.
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