ウルトラマンブレーザー 第20話「虫の音の夜」

輝明は山梨県中星町出身である。北海道出身と思ったことは、私の誤解である。ブドウとトマトは山梨県の名産品である。
輝明の実家は農家で、兄であるマサアキが家業を継いでいる。父であるショウゴは健在だが、母は故人である。
輝明はショウゴから生き様を学んだからこそ、両親の反対を押し切ってGGFに入隊した。
ショウゴは加齢により気弱になってしまったので、輝明に実家に戻ってきて欲しかったわけである。
ズグガンは本来地中深くに生息しているが、より豊かな土壌を求めて山梨県中星町の地表付近に現れたわけである。はっきり言って、人里に降りたヒグマやツキノワグマの暗喩である。
ズグガンは大量の窒素を消費するので、人類と共存できない。それ故、SKaRDとブレーザーはズグガンの親や大群を駆除せざるを得なくなった。だからこそ、輝明はズグガンの卵塊を破壊するとき、「すまない」と謝罪したわけである。
GGF上層部からの圧力により、烈は謹慎中で、SKaRDは広報活動(演劇『怪獣が出て来た時の対処法講座』の上演)に従事せざるを得なくなった。
SKaRD、特に弦人は事後承諾によりズグガンを駆除したが、その罰として全都道府県で演劇『怪獣が出て来た時の対処法講座』を上演することになった。

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