第3章 毒の博物館 3-1 毒が招いた多様性と進化 6.ハチの多様化と毒針:「特別展「毒」」見聞録 その20
2023年04月27日、私は大阪市立自然史博物館を訪れ、一般客として、「特別展「毒」」(以下同展)に参加した([1])。
同展「第3章 毒の博物館 3-1 毒が招いた多様性と進化 6.ハチの多様化と毒針」では、ハチの多様化の歴史と毒針の関係が言及された(図20.01,[2]のp.102-104)。
ミツバチ上科のハチ類では、キンモウアナバチは狩りバチの1種で、毒針を使いキリギリスの仲間を狩り、幼虫の餌とする。一方、トラマルハナバチはハナバチの1種で、毒針を護身用として使う。集めた花粉や花蜜を幼虫の餌として集める(図20.02)。
ハチの毒に関しては、以下で言及済みである。
なお、ハチの多様化の歴史と毒針の関係を詳しく知りたい方は、以下の書籍やページをお勧めする。
1.前藤薫 編著.寄生バチと狩りバチの不思議な世界.初版第1刷.株式会社 一色出版,2020年06月05日,324 p.
2.株式会社 バイオーム.“卵を生むための器官が武器になったハチのお話”.バイオーム ホームページ.ALL.生物.2021年08月07日.https://biome.co.jp/biome_blog_179/,(参照2023年07月22日).
実をいうと、「第3章 毒の博物館 3-1 毒が招いた多様性と進化 6.ハチの多様化と毒針」の執筆のために、ハチの多様化の歴史と毒針の関係に関する資料を探していたが、詳細に纏まったものは上記の2つしかなかった。
参考文献
[1] 独立行政法人 国立科学博物館,株式会社 読売新聞社,株式会社 フジテレビジョン.“特別展「毒」 ホームページ”.https://www.dokuten.jp/,(参照2023年07月22日).
[2] 特別展「毒」公式図録,180 p.
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