怪人開発部の黒井津さん 第01話「世界征服を企てる悪の秘密結社で、人々を恐怖に陥れる怪人が生まれ出るその時、彼女は密かに涙した」

本作の原作者とスタッフは特撮番組を深く理解していることがよくわかる。

キャストの大多数は特撮番組出演経験者で、『超神ネイガー』などのローカル・ヒーローが多数登場している。

秘密結社アガスティア(以下アガスティア)はフロント企業(所謂「表の顔」)を有している。そういえば、この種の悪の組織は意外と珍しいような。なお、本作では、いわゆる「同業他社」が多数存在するが、ローカル・ヒーローによる攻撃を受けている。

アガスティアの首領はアカシックだが、メギストスがまとめ役として仕切っている。前者は寛容だが平気で無茶ぶりをする一方、後者は厳格で真面目な性格である。

いい加減な佐田巻に振り回されている黒井津が気の毒である。

黒井津は自分がアガスティアの構成員であることを公言できないわな。

ウルフ・ベート(人造生物)はアカシックの無茶ぶりのせいで、露出度が高い女性怪人になってしまった。当然、佐田巻と黒井津はウルフ・ベートの追加改造により徹夜を強いられた。しかし、そのおかげで、剣神ブレイダーを足止めできた(苦笑)。

佐田巻健司は剣神ブレイダーに変身するが、普段はアラジン弁当で働いている。


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