DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 第29話「バランの怒り」

前話と本話では、ヒュンケルにとって、ラーハルトは強敵(とも)であったが、両者は後に戦友(とも)になる。当然、ボラホーンはラーハルトにより粛清された。
ラーハルトもまたダイと同様の境遇の身であった(魔族の父と人間の母を両親に持つ混血児)。
バランがラーハルトを「もう1人の息子」として信頼したことがよくわかる。前者にとって、後者がヒュンケルに鎧の魔槍を託して死んだことは、想定外の出来事であった。
流石に、自主規制上、ラーハルトは「混血児」という言葉を使えなかった。また、後ろ姿だけとはいえ、彼の母(故人)の姿が映像化された。
ポップもヒュンケルも互いを気遣っていることがよくわかる。
ヒュンケルはモンスター(バルトス)→人間(アバン)→モンスター(ミストバーン)に育てられた身だからね。
クロコダインは対バラン戦で防御に徹することで、バランを消耗させた。
ヒュンケルの発言がバランを竜魔人に変えたが、変身シーンの作画は非常に気合が入っている。

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