ガールガンレディ 第10話(最終話)「終わらない明日へ」
本話のテーマは「創造主への反逆」である。これは、平成・令和仮面ライダーシリーズを含む石ノ森章太郎(以下敬称略)の著作群でよく見られる。しかし、「創造主の呪いは反逆者に継承される」というきつい落ちである。
小春はガールガン・ゴールドを使って、骨董屋「FFF」店長(以下店長)ごとガールガン・システムを破壊することで、ガールガン・ファイトの犠牲者を救出した(その代償として、アリスと松子(アマツ)は元の姿に戻ってしまった)。しかし、結局はガールガン・ファイトの主催者になってしまった…。要は、小春と店長は同族ということになる…。
松子と小春の思い出は前者にとっては捏造された記憶であるが、後者にとっては本物の記憶である。
M太郎の正体は星宮美麗であった。店長は彼女が作ったガールガンレディなどに魅了されたことで、ガールガン・システムを作った。
アリスは松子を殺したと見せかけて、現実世界に転送し、美麗のところに届けた。
松子は美麗にガール・アーマーを作らせようとしたが、前者は右手を負傷したので、そうすることはできなかった。結果的に、松子は小春にガール・アーマーを作らせることになった。なお、ガール・アーマーはガールガン・ゴールドの構成部品である。