ショコラトルを作ってみた:特別展「古代メキシコ―マヤ、アステカ、テオティワカン」見聞録 番外編02
ショコラトルは、アステカ王国で、王侯貴族の間で普及していたドリンクである。
収穫したカカオ豆を積み重ねて発酵させた後、乾燥・焙煎させる。焙煎されたカカオ豆は石の上ですり潰され、ペースト状にする。
このカカオペーストにバニラやコショウ、薬草などが加えられ、ときにはトウモロコシの粉が加えられることもあった([1])。
2024年03月20日、私は国立国際美術館を訪れ、一般客として、特別展「古代メキシコ―マヤ、アステカ、テオティワカン」(以下同展)に参加した([2],[3])。
同展特設ショップで、タヒン クラシコ シーズニング スパイス(以下タヒン クラシコ)を購入した。
タヒン クラシコとココアパウダーを使って、ショコラトルを作ることにした。
本記事で、私が作ったショコラトルを紹介する。
01.シナモン入りショコラトル
2024年06月24日、私はシナモン入りショコラトルを作った(図01.01)。
材料は以下のとおりである(図01.02)。
森永製菓 純ココア 大匙1杯。
ママズキッチン コーンミール 大匙1杯。
タヒン クラシコ 適量。
シナモン 適量。
水 200 mL。
調理手順は以下のとおりである。
1.鍋に、水以外の材料を全て入れる。
2.1を撹拌させながら、水を徐々に入れる。
3.2を撹拌させながら、コンロで加熱する。
4.十分加熱させることで、コーンミールが糊化すれば完成。
非常に強い苦味を示す一方で、トウモロコシの風味が感じられる。
02.リンツ エクセレンス 70%カカオ入りショコラトル
2024年07月04日、私はリンツ エクセレンス 70%カカオ入りショコラトルを作った(図02.01)。
材料は以下のとおりである(図02.02)。
リンツ エクセレンス 70%カカオ 1/5枚。
ママズキッチン コーンミール 大匙1杯。
タヒン クラシコ 適量。
シナモン 適量。
カルダモン 適量。
バニラエッセンス 適量。
水 200 mL。
調理手順は以下のとおりである。
1.鍋に、水とバニラエッセンス以外の材料を全て入れる。
2.1を撹拌させながら、水を徐々に入れる。
3.2を撹拌させながら、コンロで加熱する。
4.十分加熱させることで、コーンミールを糊化させる。
5.最後にバニラエッセンスを加えて完成。
焼き芋の風味と香りを示す一方で、ライムの酸味を示す。
参考文献
[1] 森永製菓株式会社.“ココアはいつからココア? 歴史編(ココア&チョコレートの歴史)”.よむココア トップページ.ココア トリビア.https://www.morinaga.co.jp/yomu-cocoa/trivia/history.html,(参照2024年06月28日).
[2] 株式会社 朝日新聞社,特殊法人 日本放送協会(NHK),株式会社 NHKプロモーション.“特別展「古代メキシコ―マヤ、アステカ、テオティワカン」 ホームページ”.https://mexico2023.exhibit.jp/,(参照2024年06月28日).
[3] 株式会社 NHKエンタープライズ.“特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」見どころからグッズまで徹底レポート!”.NHKグループ モール ホームページ.読みもの.2023年07月21日.https://nhk-groupmall.jp/blogs/read/ancient-mexico-report,(参照2024年06月28日).