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#うる星やつら

うる星やつら 第46話「ボーイ ミーツ ガール ないものねだりのI Want You」

あたるとラムは所詮、素直になれない「かまってちゃん」だからなぁ。ルパとカルラの方が遥かに素直だぜ。
弁天は意外とうっかり者で、お雪は嫌味である。
最後のシーンで、あたるは、多少は素直になったかな?
終太郎達が使用した飛行システムは欲しいかも。
個人的には、本話を最終回にするのではなく、第47話を最終話にして、約40年後(要は2024年現在)の出来事を描写してほしかった。もっとも、これは蛇足になるだ

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うる星やつら 第45話「ボーイ ミーツ ガール ねじれたハートで」

あたる(所詮は昭和の男)とラムにとって、ルパとカルラ(意外と気が利く)は「鏡に映った自分自身」である。
終太郎、弁天、お雪、および、サクラの方が遥かに大人である。
ランは地味に役に立った。
闇の国のキノコは熱と光で急激に成長・増殖するが、ルパの豚の大好物でもある。
最後のシーンにおける、ルパとラムの巨大立体映像は、『デビルマン』のそれのパロディーである。

うる星やつら 第44話「ボーイ ミーツ ガール 結婚するって本当ですか」

ウパがラムの両親に送ったVHSビデオテープが、80年代を痛感させる。
闇の国には太陽が存在しないが、生物はどのようにして繁栄しているのだろうか?なお、キノコが多数生息している(光の国、要はあたる達が住む宇宙では、繁殖力が非常に旺盛)ことから、闇の国は樹木が多いことが示唆される。
あたるはウパが作ったラムの替え玉にあっさり騙されたことから、あたるはラムを未だ信用・信頼していないことがよく分かる。

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うる星やつら 第43話「ボーイ ミーツ ガール 別れの朝」

オープニング テーマ「バイマイダーリン」とエンディング テーマ「春紛い」は「ボーイ ミーツ ガール」編の展開を示唆している。
120年前、ラムの曾祖父がウパと出会ったがゆえに、ラムはルパ(正統派ライバル キャラと思いきや天然ボケ)の許嫁になってしまった。ちなみに、天道あかね『らんま1/2』もどきの登場は、許嫁繫がりということで。
ラムの曾祖父のことを忘れたラムの父は、非常にいい加減である。
ラムの

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うる星やつら 第42話

「怒りのラムちゃん!!」
ラムはあたるのためにマフラーを作った。しかし、テンはあたると喧嘩しているときに、うっかり燃やしてしまった。
あたるは主に嫌がらせとして、上記の件でテンを責めた。はっきり言って、大人げない。
ラムは子供に対する叱り方を知らないわけだし。怒りの基準が父親のそれだから、ある意味仕方がないか。
テンはサクラ(本作における良心的な大人)のおかげで、あたるの背中にラムに対する謝罪文を

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うる星やつら 第41話「愛と勇気の花一輪」

本話が、しのぶに関する最終エピソードである。
因幡の一途さが、頑ななしのぶの心を溶かしたわけである。その結果、萎れかかった「時空の森の花」はしのぶの涙により回復し、そして、因幡は運命製造管理局の昇級試験に合格した。
80年代では、捨て犬がよく見られたわけだし。
サイクロプスは単なるやられ役。

うる星やつら 第40話

「一夜の攻防戦」
渚は相撲が得意である(それ故、怪力で大食い)。だからこそ、竜之介と釣り合うわけで。なお、彼は実体がある幽霊である。
竜之介は渚が本気で自分とぶつかることを望んでいたが、渚は竜之介を気遣っていた。これもまた、生物学的男女の差かもな。とにかく、両者が和解できてよかった。
竜之介対渚の戦闘(?)では、あたるとサクラが解説者になっている。
「命かけます、授業中!!」
元はと言えば、テンに

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うる星やつら 第39話

地上波の録画ミスにより、DMM TVで視聴。
「渚のフィアンセ」
80年代では、LGBT(レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、および、トランスジェンダー(Transgender))は、ギャグのネタに過ぎなかったからね。なお、あたると終太郎は、渚が生物学的男性であることに気付いている。
竜之介と渚はそれぞれ、『らんま1/2』の早乙女乱馬と天道あかねの原

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うる星やつら 第38話「嵐を呼ぶデート 後編」

飛鳥は器用である一方、力の加減がそれほど得意ではない。
演出とは言え、気絶した終太郎の動きは気持ち悪い。
水乃小路夫人は非常に圧が強い。
ラム達がSD化したシーン、および、飛鳥が黒メガネの控室を破壊するシーンは、旧作のそれらを連想させる。
了子は単に人の話を聞かないだけである。

うる星やつら 第37話

水乃小路家は基本的に天然ボケである。
「飛鳥ふたたび」
飛麿と竜之介が気の毒である。特に、竜之介は誤解を解きたかっただけなのに…。
旧作と異なり、温泉マーク達は「ブルー インパルス!」と叫ばなかった。また、しのぶは飛鳥から、水乃小路夫人からの手紙を奪わなかった。
飛鳥がボケ役とはいえ、竜之介は突込み役になれなかった。
ラムと飛鳥を見ていると、なぜか『ウルトラマントリガー NEW GENERATIO

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うる星やつら 第36話「みじめっ子・終太郎!!」

本話で、オープニングとエンディング、ならびに、両テーマが変更された。
結局、終太郎は暗所恐怖症と閉所恐怖症に罹った理由を、自分自身が作ったわけか。もっとも、その代償として、これらの疾患を克服する過程(結局は克服できなかったが)で、「火事場のクソ力」を習得できたわけだが。
終太郎は勘が鈍いとしか言いようがない。
あたるは嫉妬深い。
了子は子供の頃からいたずら好きである。
衣装サイズ アジャスターは地

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うる星やつら 第35話

本話は落とし物・拾い物回である。
「愛♡ダーリンの危機!!」
ランがレイのために作ったカップケーキは、胃の中で100倍に膨らむものであった。落とし物になったこのケーキの1つを、あたるが食べたものだから(呆れ)。
80年代の人間(錯乱坊)から見れば、20年代の電子機器(あたるに装着された生体情報モニタ)は未来の機械である。
「月夜のキツネたち」
純情きつねは「好きな女子にまじないをかけた土筆」を落と

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うる星やつら 第34話

「校長殴打事件」
本話は、『太陽にほえろ!』などの刑事ドラマのパロディーを含む。
元はと言えば、校長が自分の頭で、ゆで卵を割ろうとしたから…。
温泉マークはノリがよいとはいえ、2020年代では典型的な「昭和のクソジジイ」になっているね。
「秘密の花園」
錯乱坊が本話での諸悪の根源とはいえ、ランはなぜリュウゲンビレアを栽培したのかなぁ(草加雅人『仮面ライダー555』調で読むようにw)。
本話の内容は

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うる星やつら 第33話

「あやかしの面堂」
蛸の赤丸は冒険好きな性格ゆえ、終太郎の枕の中に隠れていたが。しかし、後者はこのことに気付かなかったので、前者は生霊を飛ばすことで、自分の危機を伝えた。
旧作第166話「怖い!!終太郎の頭にタコがいるっちゃ!?」(ちなみに、井上敏樹(以下敬称略)が脚本を担当)と比較して、落ちが弱いような。
「最後のデート」
望は死後、サクラを介して、あたると出会った。
あたるは恋愛に関しては、自

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